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『真田丸』第32話「応酬」/出浦氏が生きてた!三成の不器用さが際立ち、徳川との対立が深まってゆく。

前回では天下人、豊臣秀吉が死去しました。

石田三成は徳川家康の暗殺を真田昌幸に依頼するも、失敗。徳川屋敷に忍び込んだ出浦氏の生死が大いに気になった回でありました。

前回の記事>>真田丸 第31話「終焉」/天下人秀吉の最期。出浦氏の壮絶な殺陣シーンもみどころでした。

今回はいよいよ、徳川と三成の対立が深まってゆきます。

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『真田丸』第32話感想

出浦氏生きてた!!

Wikipediaによると、出浦氏が亡くなるのはもっと先であるらしいので、生きているであろうとは思っていたものの…。

オープニングに名前が出てこない…。(←わりと必死に見つめてた。)

えー、今回は安否がわからないの??とも思いましたが。

生きておりました!!

真田親子たちの会話の中で、出浦氏は有馬温泉にて養生していることが発覚。

ほっと胸をなでおろした日本中の出浦ファンの方々も多かったことでしょう^^

かなりひどい火傷を負ったらしいので、ドラマに再登場するのはもう少し先かもしれませんが、とりあえず生きていてくれてよかったです。

秀吉の死

片桐殿は相変わらず胃が痛い日々。

太閤秀吉の死に様。

本当は苦しくなって人を呼ぼうとしていたのに、枕もとに鈴がなくて。

それに必死に手を伸ばしながら一人で亡くなったのですが…。

どうやら、真実を片桐且元は言えなかったらしく、「眠るように亡くなった。」と虚偽申告をした模様。まあ、片桐殿はすっかり居眠りしてたからね^^;

本当のことを言えなかったのだろうけれど、自分のついた嘘で、またしても胃が痛そう(笑)

胃痛に苦しむ片桐殿はすっかりこのドラマのお約束シーンになりましたね。

秀吉の亡骸は塩漬けにされました。

その秀吉は、その死を最小限の人に知らせるに留め、世間にはしばらく伏せることに。

朝鮮に出兵をしている兵を引き上げてから、葬儀を執り行うということで、当面の間秀吉の亡骸は…。

なんと塩漬けの上に大きなかめの中に入れられてしまいました。

うーん。確かに冷凍庫もドライアイスもないから、亡骸を保存しようと思ったらそうするしかないのか…。しかし、人間を塩漬け。いったいどんなになるんでしょうね。想像するとちょっと気持ち悪いですね^^;

家康は…。

どうせ命を狙われるなら天下を取れと、またしても家康に天下取りを勧める本多正信。

しかし家康は「そんなつもりはない。」という。

秀吉の死を知り、そっと城の方に向いて手を合わせる家康の表情を見ていると、秀吉の死を天下取りのチャンス!と思っている様子は見受けられず…。

あれ?この先どうなってゆくんだろう?とふと思ったのですが、そんな心配はまったくご無用でした。後半で家康は、ぐいぐいと天下取りに向けて行動を始めます。

秀吉の遺言。

秀吉の死後、政は遺言通り、徳川を筆頭にした五大老、五奉行の10人の合議制で行われることに。今まで秀吉の鶴の一声で物事が決まっていたのに、10人全員の同意が必要になるため、何事も時間がかかり三成の仕事もさらに多忙になってゆく。

一方の源二郎は、三成から秀頼の馬廻衆になることを勧められるが、三成のそばで仕事をして、三成と支えたいと申し出る。

「佐吉を頼む。」

源二郎は秀吉の遺言を果たそうとしているのですよね。

そして、その言葉を聞いた瞬間に、書き物をしていた三成の手がふと止まり、顔をあげて源二郎の方を見る。

それは驚きと同時に、喜びの感情も含んでいたように見えましたが。

出てくる言葉が素直じゃないんだ、またこれが^^;

「私はほとんど間違わないが、たまに間違うこともある。そんな時は遠慮なく言ってくれ。」

元々の性格と、照れ隠しや立場の違いもあるのかな?

源二郎は三成の人となりをよく知っているし、秀吉の遺言もあるからまだしも、こんな言い方されたら「は?」って思いますよね^^;

素直に「それは助かる。私のそばで支えてくれ。」って言えばいいのになぁ。

この何とも言えない三成の不器用な性格が、加藤清正との溝を作ってゆくことになるのです。

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家康と三成の対立が深まってゆく。

徳川家康は、秀忠を江戸に戻します。

家康の真意がわからぬ秀忠に、家康は「たまには頭を働かせろ。」と厳しく叱責。

しかし、昌幸パパはすぐにその真意を見抜く。

織田が滅んだのは、信長と同じときに嫡男が討たれたから。暗殺未遂の一件もあり、自分の身の危険を感じている家康は、同じ轍を踏まないために嫡男を遠い江戸に行かせたのです。

そして本多正信は主だった大名たちに接待攻勢をかける。

豪華な食事や酒をふるまい、賑やかで華やかな場を設けて、大名たちを取り込もうとしてゆくのです。

本多正信、鎧はヘンなデザインですが、さすがですね。(※第23話にて着用)

腹の中でいろいろ抱えているのに、それを一切に見せず、大名たちを持ち上げて、宴を盛り上げつつ、こちらに引き込めそうな大名を見極めていく。

そして、本来は秀吉の承認が必要なはずの大名同士の婚姻を勝手に進めていきます。

阿茶局も家康を援護射撃します。女性であっても、策略家!

寧や茶々に三成が政を好き勝手にしようとしていると吹き込むのです。

一方の三成は、家康に対抗すべく、さまざまな手を打とうとします。

五大老の中で大大名の家康に対抗できるのは、前田利家ただ一人。

そう考えた三成は、源二郎を伴って利家を訪ねるも、利家はすでにかなり弱っており、もう先は長くはなさそう。

徳川方に対抗して、同じく接待攻勢をかけようとするも…

なんとも寂しい宴になってしまいました。三成はおもてなし下手だったんです。

料理も徳川のそれに比べれば、きっと素材はいいものを使っているのでしょうけれども、見た目が地味!おいしそうとは言い難い。

大名たちはほとんど顔を出さず、宇喜多秀家がむりやりテンションをあげようとするも、還ってそれが痛々しい。小早川秀秋も微妙な表情。細川忠興が来てくれたものの、あからさまにつまらなさそうな顔…。

そもそも、三成と家康では立場が違いすぎますから、大名たちが大大名の徳川になびくのも仕方のないことなのかも。

うーん。クラスの人気者に対抗して、誕生日パーティー開いたものの、クラスメイトがほとんど来てくれなかった寂しい男の子みたいだ…。

秀吉の「佐吉は寂しい男なのだ。」という言葉がしみじみ思い出されました。

三成は冗談言ったり、相手を持ち上げて気持ち良くさせる、ということができるタイプじゃないからねぇ。むしろ、そういうことは「無駄」「意味がない」と思っていそうな…。

しかし人をまとめていく、っていうのは、人の心を把握する術を持っていてこそなせるもの。三成と家康の器の違いを感じました。

三成と清正

清正が朝鮮から帰還しました。

清正に対しても、三成の不器用さが炸裂。

いや、三成の本心としてはほめてるんだと思うんです。清正に一目を置いているのだと思うのです。頼りにしているのです。

お前は城作りもうまいし、領地統治もしっかりできる。それに戦上手。だからお前の力が必要だから、力を合わせて豊臣家を守っていこう。

言いたいのは、そういういうことだと思うのですが。。

言い方がね。とにかく上から目線で、嫌味で、カチンとくる。

「単なる戦バカではない。」とか言われても…。

ものすごくポジティブに捉えて、清正に親しみを込めているのかもしれないけれど…。

その気持ちが相手に伝わらなければないのも同じだよ。

朝鮮で戦ってきた大名たちをねぎらう宴で、どんなに忙しくても主催者は中座してはいけないのよ。戦地に行かなくても大事な仕事があるって、それは確かにそうなのだけれど。

命がけで、最前線で戦ってきた人に向かって、それは言ってはいけないのよ…。

「おぬしと呑みたいのじゃ!もっと話をしたいのじゃ!」って言ってる清正に「私は呑みたくない!」なんて言ってはいけないのよ~。

いろいろカチンと来つつも、それも含めて三成に親しみを感じていたはずの清正の気持ちにもう少し、三成が寄り添えれば、ね。

ここでじっくり一緒に酒を酌み交わせば、のちの結果が違ったかもよ?

君側の奸

大名同士の縁組を勝手に進めて、すっとぼけている家康を、評定の場で問い詰めることにした三成。

事前にあくまでも家康vsその他の大老という構図に持ち込み、家康vs三成という構図にしないようにと大谷吉継に念を押されていたにも関わらず…。

家康の方がずっと上手でした。

さすが、のちの天下人。

三成は官僚としては優秀なのかもしれませんが、やはり器が違いますね。周りを巻き込んでゆく人的な魅力やパワーみたいなものが、家康にはあって三成にはないのだと思います。

評定で家康を大老から除こうと、事前に他の大老たちに根回しをしていたにも関わらず、三成は完全にしてやられてしまいます。

大老たちは誰も味方をしれくれませんでした。

かろうじて、上杉景勝がものすごーく小さい声で、意見をしてくれるのですが、とにかく声が小さい。

最後には「なんでもござらん。」と意見を引っ込めてしまうのです。

評定の前に景勝様が「ワシに任せとけ。」と言った時の、直江兼続の微妙な表情を見てると予想がつく展開でしたね(笑)

それにしても、源二郎は「上杉景勝みたいになりたい。」とかつて言っておりましたが、今もそう思ってるのか、ちょっと気になるところです。

三成は、家康に「君側の奸」とまで言われてしまいます。

「君側の奸」とは…。

君主の側で君主を思うままに動かして操り、悪政を行わせるような奸臣(悪い家臣・部下)、の意味の表現。「君側」は主君の側、という意味。

三成は決して奸臣ではないですよね…。

天下取りに積極的ではなさそうだった家康でしたが、何か思うところがあったのでしょうか。天下取りに向けて、ぐいぐいと来ていますね。

そして、三成は家康を実力行使で取り除くべく、夜討ちをかけることを決意するのです。

秀吉の亡骸が入ったかめの前で。

次回が楽しみです。

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その他気になったこと。

秀吉が死に、家康の暗殺に失敗し、昌幸はすっかり気落ちして少しホームシック気味。

乱世に戻れば武田信玄の領地を取り戻せるかもしれない、そんな希望を失ってがっくりきている様子です。そばに仕えていた出浦氏も今はいませんしね。

きりはキリシタンになりたいとの思いを抱いて、玉(ガラシャ)を訪ねますが、とりあえず正式な信者になることは思いとどまった模様。

日本一恐ろしい舅である本多忠勝もおこうとの子供のことを許してくれました^^

信之の心配事がようやくひとつ減りました.

以上、32話「応酬」の感想でした。

次の記事>>『真田丸』第33話「動乱」/愚直なまでにまっすぐに、義のために生きる。

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