すきなものたち。

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すきなものたち。

好きなもの、好きなこと、日々の出来事について語っています。

『真田丸』34話「挙兵」/万事、お任せあれ。決してあきらめない男です。

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前回の真田丸は、石田三成徳川家康に夜討ちを掛けようとするものの、事前にそれを察知した家康が伏見の大名たちに徳川屋敷の警備を呼び掛け、その結果、ことごとく大名たちが徳川屋敷で赴いてしまい、味方してくれるものはいないという状況に陥った三成が、討ち死に覚悟で徳川屋敷に乗り込もうとしたところを、本気になった上杉景勝が強く抱きしめて、思いとどまらせるという展開でした。

 

sakuraho.hatenablog.com

 

今回の真田丸は、いよいよ「関ヶ原の戦い」に向けて、大きく話が展開してゆきます。

 

三成は謹慎中。

 

石田三成徳川家康への夜討ちが失敗に終わりましたが、大名たちの三成への反発は日に日に強まっていました。

で、石田三成は謹慎中ですが、宇喜多秀家らが政務に復帰できるよう、働きかけを行っている最中。

信繁は石田三成を訪ね、そのことを伝えます。

 

「政が立ち行かなくなってそろそろ、誰かが動き出す頃合かと思っていた。」

 

謹慎中でも変わらない石田節が炸裂(笑)

 

「お屋敷でゆっくりなさるのは何年振りでしょうか。」という奥方に対しては、

「屋敷にはいるがゆっくりなどしておらぬ。」と。

 

やっぱり変わらない治部様♪

自分が言われたらカチンと来ると思うけれど、視聴者としては三成の人となりはわかってるので、なんだかこの変わらなさ加減が嬉しくなってしまった。へこたれない男です。

 

三成は謹慎中も山のような書物と格闘し、自分のやるべきことにしっかりと向き合っていました。

 

「あの女は苦労するぞ。」春の秘密。

 

信繁は以前石田三成に言われ、ずっと気になっていたことがありました。

それは妻、春のこと。

 

「あの女は苦労する、とはどういうことか?」思い切って三成に尋ねてみることに。

 

なんと!

春ちゃん。ちょっと思い込みが激しくて、ストーカー気質なところがあったもよう。

 

かつて三成が大谷刑部の屋敷を訪ねた折に、春に筆をプレゼントしたのだとか。

深い意味はなかったものの、それを春は「三成の好意」と勘違いしてしまう。

三成は自分が好きだと思い込み、春も三成が好きになってしまい、奥方に別れを迫るというもの^^;

 

あー、そういうことだったんですね。

ちょっと天然で、なにを考えているのかわからない雰囲気はありますもんね。

純粋そうで実は腹黒い、とか、すごい嫉妬深いということなのかな~と想像していましたが、少し違っていました。

 

石田三成のところに行ってきたことを信繁が春に告げると、春は平静を装っていましたが、動揺した?のか、ふすまに思いっきり大穴を開けて、そのままスルーして行ってしまいました^^;

 

この春の本性?が、今後どうストーリーに影響してゆくのでしょうか?

きっと何かしらのエピソードの伏線になっているのだと思いますが。

楽しみなような、ちょっと怖いような…^^;

 

治部様、政に復帰するものの…。

 

前田利家が家康と交渉し、石田三成は政務に復活します。やる気満々でさっそく仕事に取り掛かろうとする三成に対して、信繁が少し心配そうな顔をするのが気になりました…。

 

そして寧は今後は政に関わることを避け、出家するつもりでいることを信繁に伝えます。

寧に仕えていたきりは暇を出され、細川家で働くことに。いつ大阪や伏見で「何か」が起こってもおかしくない不穏な状況であることから、信繁はきりに上田に帰るように言いますが、当の本人は…。

 

「不穏大好き!」と。

 

このドラマが始まった当初はイライラさせられることも多かったきりですが、ここまでキャラを貫いてくれると、もうすっかり気にならなくなった。

信繁から離れたくないってことだもんね、なんだか、一途で可愛らしい。

あなたの想いはもうすぐ報われますからね!って教えてあげたい気分です^^

 

前田利家は、加藤清正福島正則らに石田三成と協力し合って豊臣を守ってゆくように言いますが、しかし、福島らは反発。

徳川家康を亡き者にして、政を好き勝手にしようとしている。

朝鮮で命がけで戦ってきた者たちに報いようとしないなど。

反発を強めてゆくばかり。

 

そして前田利家が亡くなると、抑えるものがなくなった彼らは、石田三成を襲撃して討ち取ろうと石田三成の屋敷に押しかけます。

七将襲撃事件というやつですね。

 

七将に対する信幸の毅然とした態度、さすがです。

以前は信繁にコンプレックスらしきものを感じていたり、父親が信繁の方を買っているように思って僻みらしき感情が垣間見えることもありました。

しかし、先週の昌幸パパとの素晴らしいチームプレイに続き、今回は弟信繁との息の合ったチームプレイで、七将を退けます。

室賀氏に「黙れ!小童!」と怒鳴りつけられていた頃が嘘のようです。

 

治部様、佐和山で蟄居。

 

北政所も茶々も仲介はしてくれず、追い詰められた三成が、頼れる人物はただ一人しかいませんでした。

 

それは徳川家康

 

家康の仲介で、七将は撤収したものの、三成は政から退き、居城佐和山城へ蟄居となりました。

 

「なぜだ。殿下のためにすべてをささげ、殿下亡き後は豊臣家のためにすべてをなげうってやってきた。何故私が伏見を追われねばならぬ。」

 

そういって涙を流す三成に、信繁は言います。

 

「太閤殿下はわかってくださいます。」と。

 

あれほどまでに感情を表に出さず、涙を見せたこともなかった男が、よほど悔しかったのでしょうね。自分が命がけでやってきた仕事を全否定されたわけですから。

私利私欲を捨て、ひたすたらに豊臣家に尽くしてきた三成の姿を近くで見てきた信繁も、辛かったことでしょう。

 

蟄居を申しつけた長束正家も「お察しいたす。」と泣きそうな顔をしていました。

 

しかし、三成はまだ諦めてはいないのです。

そしていよいよ、三成が佐和山城へと向かう日、信繁に頼んで加藤清正を呼んだ三成は清正の耳元で何かを耳打ちします。

 

えー!!何言ったの??

気になる。気になるけれど、今日のところはわかりませんでした。

あの清正の驚いた顔、よほどのことをいったのだと思いますが…。

 

そして信繁に対しては、しばしじっと顔を見つめた後に、

 

「これが今生の別れだ。」と。

 

たった一言。しかも、憎たらしい言葉です。

「今までよくやってくれた。」「ありがとう」「これからもがんばれ。」

普通ならば、そのように声をかけそうだけれど、そうはしないのが三成。

でも、言わなくても、あの時の三成の表情に様々な思いが込められていて、信繁もそれを感じ取っていたように思います。

 

儂の家来になれ!

 

そして信繁は、家康に呼び出され、「徳川に仕えよ。」と持ちかけられますが…。

 

「お断りいたします。」

 

きっぱりと。もうすがすがしいほどにきっぱりとね!

 

「誰よりも豊臣に尽くしてこられた石田様を以てしても、徳川様の元では務まりませんでした。どうして私に務まりましょうか。」

 

奉行の列に加えてやろうと出世をほのめかされても、脅されるように強く迫られても、3度きっぱりと家康の申し出を断る信繁でした。

 

そしてその話を伝え聞いた片桐且元も「気に入った!」と。且元はずっと昔から三成とともに豊臣を支えてきた人物なので、徳川のやり方にはやはり不満も大きかったのでしょう。

 

そして1年が経過。

あっという間に、1年が経過してしまいました^^;

家康は大阪城に入り、天下を手中に収めていましたが、会津にいる上杉景勝に謀反の疑いが…。

 

釈明のために家康は何度も景勝に上洛を促しますが、景勝はそれに応じず。

直江兼続から、長い長い、書状が届きます。

 

あの有名な直江状です。

 

嫌味たっぷり、皮肉たっぷり。

そして何より渋―い声が印象的な直江兼続こと村上新吾さんの朗読シーンが最高でした。

 

直江兼続の憎らしい朗読もよいのですが、それを読んで「ここまでやるんか~。ようやるわ~。」っていう笑顔の景勝様も素敵でした!

笑顔で兼続を見て、「よし!よくやった!」と頷く景勝、それを見て表情変えないけれども、してやったりって感じのドヤ顔な兼続。

今まで自分の思う通りに「義」のために生きられなかった鬱憤を思いっきり晴らした感じです。

 

直江状を読んで、ブチ切れる家康。ざまあみろ!と思いました^^

 

で、ブチ切れた家康は、上杉討伐を決意。

秀頼の命令という形を取って、諸大名に上杉討伐のふれを出したいと言いますが。

 

ここで、いつも気弱なあの男ががつんと。

 

そう、片桐且元は、家康の申し出をはっきり断るのです。

見ていてハラハラしましたけれど、心配は無用でした。脅されても屈しない。

 

「豊臣が上杉を撃ついわれはない。」

 

さすが、「賤ヶ岳の七本槍」と言われた男。

やるときはやるんだよね。おなかが痛いのに、そんなそぶりも見せず、弱気を吹き飛ばして、真っ向から家康に対抗しました。

ここぞという時は逃げずに、決めるところは決めるのです。

 

桃の木の植え替えをする且元もいい笑顔でした。ちょっとお茶目な振る舞いも好き。

 

まあ、やはり家康は一枚上手で、その後、天然の茶々を相手にうまくやるのだけど^^;

 

真田家はどうする?

 

真田昌幸の元には、徳川軍を迎え撃つ気満々の上杉景勝から、密書が届いていました。

真田に味方をしてほしい、というもの。

それに対して昌幸は、

 

「これが儂にとって最後の機会じゃ。」

 

家康を倒した後に訪れるであろう乱世に乗じて、信玄公が収めた領地を取り戻したい、それが昌幸の変わらぬ願いでした。

それゆえ、この話に乗りたいという昌幸に、信繁と信幸も乗ります。

 

信幸の妻、稲は徳川の重臣本多忠勝の娘。

その胸中は複雑なものがあるでしょうが、真田家の嫡男として父に従うと明言します。

この時点では…。

そう、来週は「犬伏の別れ」

固いきずなで結ばれた親子3人に悲しい別れが訪れるのです。

 

万事、この治部にお任せあれ!

 

徳川軍は大阪城を経った後、反徳川の面々も立ち上がります。

 

宇喜多秀家は「徳川内府を弾劾するときが来た!」と、毛利輝元を総大将として、ともに徳川を討とうとする者たち集結しようとしていました。

 

そしてそこには、佐和山城で蟄居していた石田三成の姿がありました。

 

「万事、この治部にお任せあれ!」

 

決してへこたれない、石田三成が自信満々の表情で、そう宣言します。

 

その他気になったこと。

 

後藤又兵衛登場。

 

大阪の陣で信繁とともに豊臣家について徳川軍と戦うことになる武将です。

この頃は黒田長政の家臣。この後、長政と合わなくて、浪人になってしまうことになります。『軍師官兵衛』で塚本高史さんが演じていました。

『江』にもちらっとだけ、登場したのですが(ほんの一瞬だけ)、当時は又兵衛を全く知らなかったので、「誰や、この人??」って感じでした^^;

 

長束正家

 

この方、映画『のぼうの城』にも登場していましたね。

忍城に交渉役として乗り込んでくる、あの、上から目線のいや~な人^^;

あ、そういえばあの時、正家を演じていたのは、平岳大さん。

真田丸』序盤で大きく話題になった武田勝頼を好演したあの役者さんです。

 

天地人

 

直江兼続を主人公とした大河ドラマ天地人』のちょうど今くらいの時代の頃を見直してみたのです。

主人公直江と石田三成は固い信頼関係で結ばれており、やはりかなり絡みが多いです。

徳川に夜討ちをかけようとする三成を止めるのは、直江兼続だし、佐和山城に蟄居中の石田三成を訪ねてきてともに徳川を討とうという「密約」を交わすシーンも。

 

直江兼続を演じるのは妻夫木聡石田三成を演じるのは小栗旬

長沢まさみさんも女忍者?の役で出演しています。

 

続き。「犬伏」はこちらです。

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