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好きなもの、好きなこと、日々の出来事について語っています。

『軍師官兵衛』第40話「小田原の落日」

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真田丸』を見ていて、石田三成のキャラクターがドラマによってあまりに違うので、見比べてみたくて。

軍師官兵衛』をもう一回観てみることにしました^^ 

 

 

黒田官兵衛は隠居をし、息子の長政に家督を譲った。

長政は中津城に戻り、官兵衛は隠居後も伏見に留まり、天下統一の総仕上げに取り掛かろうとする秀吉を支えることに。

 

秀吉の後継者となる鶴松を産んだ淀殿大阪城に移り、一方のおねは聚楽第に移り住むことに。

正室であるおねではなく、淀をそばに置こうとする秀吉。

そこには秀吉の考え、おねに頼みたい仕事があったからなのだが、通常では考えにくいこと。淀は動揺しているおねに向かって、勝ち誇ったような表情を見せるのであった。

 

淀を演じてるのは二階堂ふみさん。

まだお若いですが、クセのある難しい役どころを演じることも多く、演技力抜群。このニヤっとした笑いが、本当に性格が悪そう…。『真田丸』の竹内結子さんのような、無邪気さはありません…。

 

鶴松を産んだ淀を石田三成が支え、その権勢は北野政所をしのぐものになっていた。

秀吉は鶴松が生まれたことで、周りが見えなくなり、堪え性もなくなり、それが世の乱れの元になるような、不安があった。

 

秀吉は大名の妻子を上洛させ、京に住まわせることにする。

いわば人質である。その妻子たちの世話を取り仕切らせるために、おねを聚楽第に住まわせる必要があった。

 

いよいよ北条攻め

 

そして、いよいよ、秀吉は北条に宣戦を布告。

北条征伐に乗り出すことになるが、小田原城は難攻不落の城。北条氏政には城を落とされない自信があったが、秀吉は22万もの大軍を以て、小田原城を囲むつもりであった。

 

秀吉の弟であり、兄を支え続けてきた豊臣秀長は秀吉のことが心配でならなかった。

三成が豊臣のためと思って動けば動くほどに、敵を作り、亀裂が深まってゆくからだ。官兵衛も三成を強く警戒していた。

 

このドラマの三成はとにかく陰険で陰湿。

「豊臣家のためにならない。」と自らが考えるものを、策略を巡らして排除しようとする。秀吉に讒言を吹き込み、その疑念を膨らませることによって人を陥れようとする。

 

徳川と官兵衛がしゃべっているのをじっと見つめている三成。

ほとんど表情を変えない中で、目元や口元に感情が滲む。

三成にとっては、徳川は豊臣を脅かすもの。そして秀吉に対しても耳の痛いことをはっきり言う官兵衛は目の上のたんこぶのような存在だった。

小田原に向かう途上で、駿府城に入城しようとする秀吉に対し、三成は徳川に逆心ありとの噂があり、危険だと訴える。

しかし、それを官兵衛は一蹴。

 

「真偽の定かでない噂に惑わされるなら、世の笑いものになります。」と。

 

秀吉は官兵衛の意見を聞き入れ、予定通り駿府城へ。

 

しかし三成は「余計な口出しは御無用に願おう。これからはすべてそれがしのやり方でやりますゆえ。そのつもりで。」と官兵衛に対し、反発を強めるばかりであった。

 

官兵衛の策により、武蔵国に残る北条方の城をすべて落とし、小田原を孤立させることに。

三成は「忍城」攻めに向かうことに。

 

映画『のぼうの城』はここのお話です。

あの三成とも随分雰囲気が違いますね^^;

 

 

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真田丸だとここ。

 

sakuraho.hatenablog.com

士気を上げるために宴を行い、茶々を呼ぶことが決まる。

秀吉は相変わらず、「茶々、茶々」とうるさいくらいに茶々のことになるとテンションが上がります。

 

秀吉の振る舞いはだんだんと常軌を逸したものが増えてゆき、竹で作った利休の花入れを見て、「つまらん!」と投げ捨てるのであった。

 

しかし、そんな茶々命の秀吉であっても、おねの悪口は許せないらしい。

小田原へやってきた茶々が「おねは私を憎んでいる。鶴松のこともよくおもうはずがない。」というと、「おねを悪く言うことは許さぬ。」と茶々を黙らせるのでありました。

 

石垣山の一夜城。

 

官兵衛の策により、小田原から気づかれないように木を伐採せずに城を築城した。完成した後に木を伐採することで、小田原からは一夜にして城が出来上がったように見えました。

突然目の前に現れた城を目の当たりにした北条の士気は一気に下がります。

そこで和睦をするように官兵衛は秀吉に勧めます。

そして、秀吉はその交渉役として小田原城へ赴くように官兵衛に命じます。

 

何のつてもない官兵衛が乗り込んでいっても、その場で殺されてしまうかもしれない危険な務め。北条に娘を嫁がせており、縁の深い徳川が行くのがベターかと思われましたが、徳川家康も行きたくなかったようで、体よく押し付けられた感があります…。

そしてそれは官兵衛も、その家臣たちも感じていました。

 

官兵衛は、丸腰でたった一人で小田原城に乗り込み、開場を迫ります。

 

「かたがた、命をそまつになさるな!生きられよ!」

 

矢を射られながらも怯まずに、そうまっすぐに訴えた官兵衛は小田原城に迎え入れられます。

 

そして官兵衛は、北条氏政を前にして、

 

北条方は評定をしても何も決まらない状態であることを指摘し、

豊臣は何年でも城を囲むつもりであること。

すでに味方の城は落ち、残るは忍城のみ。

味方のいない籠城に勝ち目はなく、兵糧が尽きるのをただ待つのみ。

 

そして秀吉は2カ国を安堵することを約束すること。

それにより北条の家は残ることになる、と伝えます。

 

そうして、小田原城はようやく会場したのでありました。

 

真田丸」だと秘密の使者として信繁が小田原城に乗り込み、そこで義理の兄に再会するという展開でした^^;

 

三成を何とかしなければ…。

 

官兵衛が必死の思いで北条を説得したにも関わらず、秀吉はあっさりと約束を反故にしてしまいます。

北条の領地は徳川に、そして北条氏政切腹させると言い出したのです。

 

「いずれ徳川と組み、仇をなすに違いない。これは徳川を封じるためでもある。」と秀吉。

その傍らには、忍城攻めにしくじった三成の姿がありました。

これもまた三成が吹き込んだに違いありません…。

 

官兵衛と利休は三成の存在に危機感を強めてゆきます。

約束を守らなければ、信用を失う。

花入れのヒビはまた一興。しかし御政道にヒビが入ってしまえば、取り返しがつかなくなる。三成がいる限り秀吉は人の話に聞く耳を持たない。秀吉をいさめるためには三成をそばから遠ざけるしかない。

取り返しがつかなくなる前に、なんとかしなければならないと、考える二人でした。