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好きなもの、好きなこと、日々の出来事について語っています。

『軍師官兵衛』第42話「太閤の野望」

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わずか3歳で愛息鶴松を亡くし、朝鮮と明を攻める決意をした秀吉。

 

sakuraho.hatenablog.com

甥の秀次に関白の座を譲り、自らは太閤と名乗るようになった。

淀は鶴松の死から立ち直れず、ほんやりとすることが多いかと思えば、急に感情的になり侍女を怒鳴りつけたりする不安定な状況だった。

 

官兵衛は、朝鮮攻めのために、肥前名護屋城を築城した。

そこに石田三成増田長盛がやってきた。

 

秀吉の命により大急ぎで城を作った黒田にねぎらいの言葉をかけることもなく。

戦に消極的だった黒田が、きちんと働くかしかと見極める所存であると、超上から目線…。

当然ながら長政はキレる…。

 

長政はこの後、三成と対立を深め、加藤清正らとともに石田三成を討とうしたりするわけですが、そうされてもあまり同情はできないかな…。

真田丸』の三成には同情する面も多いですが、この三成の嫌な奴さ加減がすごいです…。

 

朝鮮攻めの総大将は宇喜多秀家。まだ若く経験も少ない武将。

軍議もいがみ合うばかりで、スムーズには進まない。

軍師官兵衛はさすがの鋭い意見を軍議で発言し、それを小早川隆景がフォローする形で物事が決まってゆきます。

石田三成はその様子が「これ以上よけいな口出しはさせん!」と全く面白くない様子。

 

官兵衛が「某を朝鮮へおつかわしください。」と言うと、三成は「某も参ります。」と対抗心を燃やす。

 

官兵衛はいよいよ朝鮮に渡るも、兵たちは疲れ果てていた。

当初は破竹の勢いであった豊臣軍であったが、敵は巻き返しを進めており、敵の水軍に阻まれ、兵糧も届かないありさま。

 

朝鮮での軍議も荒れていた。

しばらくは守りを固めて様子を見るべきという官兵衛に対し、小西行長は逸っており、先に攻め込みたがっている。兵糧もなく兵は飢え、皆がイライラしていた。

 

三成はそんな空気を読めないようで。。。

 

「某、皆様の働きを見極めに参りました。あるがままを殿下に申し上げる。」と。

 

長政は「讒言を申し上げるのか?」と。

 

そう、三成の得意技は讒言。とにかく告げ口が大好き。

自分の仕事である「兵糧の手配」は全くうまくいっていないのが現状なわけで。

その状況で上から目線で「見極める。」とか、皆がキレるのは無理もない。

 

小早川隆景が相変わらずフォローをしてくれるけれども、皆の心はバラバラで。

この戦には大義がない。下手をすると日本が滅びるぞと考えた官兵衛は、帰国して名護屋城に向かう。

 

しかし、そこには秀吉はいなかった。母親が亡くなったため、大阪城に戻ってしまったのだった。

 

家康は官兵衛に言う。

何を申し上げても無駄だ、と。

殿下が夢から覚めるまで待つしかない、と。

 

そうしている間に戦況はさらに悪化。

小西行長は命からがら逃げてきました。

 

「あさはかであった。黒田殿が正しかった。」と。

 

んー、何なのこの人…。

自分でも言ってるけれども、あさはか。あまりにあさはかですよ。

 

名護屋城に戻ってきた秀吉に、茶々はまた子ができたことを告げる。

「拾と名づける!」とすでに男の子が産まれると決めつけ、テンションが上がりまくった秀吉に、官兵衛は朝鮮との和睦を勧める。

 

秀吉はあっさりと「官兵衛に任せる。」と。官兵衛は和睦を結ぶために再び朝鮮に渡る。

 

今回も朝鮮との折衝を命じられた小西行長がまたしても困り果てて、官兵衛に相談。

秀吉の出した和睦の条件では明・朝鮮との合意は得られない。

 

「某はいかがすれば・・・・。」

 

秀吉の条件は伏せたまま、使者を出すように促すしかないと。

殿下を欺くことになるが、一日も早く兵を退かせるためには仕方ないということに…。

 

そしてまた荒れた軍議の末に漢城を死守せよという秀吉の命を破り、漢城を捨てて退却することになるのだが。

その責めを自分たちが負わされると考えた増田長盛と三成がまたしても、謀る。

 

「われらに同行願いたい。此度の成り行きを殿下にしかと解き明かしていただきたい。軍師官兵衛殿にしかできないことでござる。」

 

なんて、いけしゃあしゃあと、膝までついて頼むのです。

それを受け入れた官兵衛の後姿を見ながら、三成はまたしてもニヤリ。

あー、また何か企んでいるわ…。

 

そして帰国した官兵衛は、三成の思惑通りに秀吉に強く叱責をつけることになります。

あれこれ、あることないことで責められた挙句、一番秀吉の怒りを買った理由、それは…。

 

「朝鮮からの無断帰国」

 

いや、三成に頼まれたから戻って来たんだって!

しかし、責められている官兵衛を三成はしらーっとした顔で見ているだけ…。

 

秀吉は太閤の命をないがしろにしたと激怒しており、官兵衛は蟄居を命じられました…。

 

とにかく、三成の意地の悪さに驚かされてばかりです…。

 

茶々のいくさ。

茶々も秀吉に同行して名護屋に行きます。そして再び秀吉の子を孕みました。

そこには茶々の強い想いがありました。

 

「もう一度殿下の子を産んで魅せます。これは私のいくさ。」

 

茶々の執念を感じさせますが、これまでに茶々が経験してきたこと。この時代の女性の不安定な立場を想えば、仕方のないことだったのかも。

そういう茶々に対しては、嫌悪感よりも憐みのようなものを感じます。

 

一方で、鶴松を亡くしすっかり力を落としている茶々を心配する秀吉のシーンは、正直なところおぞましささえ感じてしまいました…。

自分の娘より若いような女性に、「茶々、茶々、茶々、茶々…。」とおろおろと…。