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『真田丸』第45話「完封」/日本一の兵(つわもの)。景勝の叫びが胸を打った真田の大勝利。いよいよ出浦殿も再登場するらしい。

難攻不落と言われた大阪城の、唯一の弱点である南側に出城を築き、「真田丸」と名付けた幸村。徳川の30万の兵が大阪城を取り囲み、いよいよ戦が始まろうとしていた。

前回の記事>>『真田丸』第44話「築城」/いよいよ真田丸完成。あとは徳川軍 を迎え撃つのみ。

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『真田丸』第45話感想

内通者がいるらしい。

木津川口、今福…。守りの薄い砦が徳川軍に奪われるという事態が続き、どうもこちらの情報が漏れていることに気付いた幸村はある人物にカマをかける。

それは織田有楽斎。

やっぱりね~、やっぱりそうだよね。絶対に怪しいと思った。

で、「実は不安でならないのです。勝つ自信はありません。」などと弱気な言葉を言って安心させ「博労淵砦の守りが薄い。」という情報を有楽斎の耳に入れる。

と、事態はすぐに動いた。

幸村が有楽斎の耳に入れた情報を基にしたとしか思えない迅速な行動で徳川軍が博労淵を攻めたのだ。

これ以降、幸村は内通者を警戒し、物事を極秘に進めていくことになります。

見るからに胡散臭いのは有楽斎なんだけど、あの台所のおじちゃんもちょっと怪しい?気がしてしまうんですが…。

大坂に兵糧を…。 

信之の元を福島正則、平野長泰が訪ねてくる。

なんと兵糧を大阪方に運び込みたいから、協力しろと言う。

「秀頼公のために何かして差し上げたかった。そんな思いから、すでに福島正則は大阪の屋敷にあった兵糧をすべて秀頼に差し出しており、それが家康にばれて大阪には行かずに、江戸に残るように命じられているらしい。

にもかかわらず、また…。

「秀頼のために何かしてやりたい。それが太閤殿下への恩返しじゃ。」

賤ヶ岳の七本槍として、秀吉にずっと仕えてきた二人。関ヶ原で家康に従ったとはいえ、その家康が秀頼を攻めようとしているのは複雑な気持ちがあったようです。

大阪城には幸村がいる。信之なら、幸村と謀って、大阪城に兵糧を運び込むこともできるから、だから協力してくれ、と。

信之はそんなことはできるはずもない、と思いながらも稲に相談をする。

稲の答えはもちろん「なりませぬ。」

そうだよね、真田の家のことを考えれば…、今まさにその大阪と戦うために戦に出ている息子たちを思えば…。稲の言い分もわかる

頭ではわかっていても、感情はそう簡単には割り切れないもの。

信之の「源二郎のために何かしてやりたい。」という想いを汲んでくれたのがおこう。屋敷の蔵を調べ、すぐに送れる兵糧を確認して報告してくれる。

おこうさんが素敵すぎる(T_T)

稲の言い分の方が正しいのはわかるんだけど、どこまでも信之の想いに寄り添おうとしてくれるおこうさんの情の深さが好きです。

家康も肝を冷やすほどの真田丸の脅威

「まずはこの真田丸を潰さなければ、何も始まらん。」

家康は幸村の作った真田丸を大いに脅威に感じている。秀忠は「ただの出城に見える。」とその恐ろしさには気づいていない様子。

しかし、真田丸はただの出城ではない。

まずはその大きさ。鉄砲衆だけでも1000人以上は入れる。

そして場所。真田丸からは南側がすべて見渡せるため、隠れて城壁に近寄ることはできない。

最後に高さ。真田丸は高台にあり、こちらからは攻めにくく、上からは一斉に撃ちかけられる。

「考えただけで肝が冷える。」という家康。

「えらいものを作ってくれましたな。」と本多正信。

この二人は、やはり秀忠や正純とは格が違うと言うか。数々の修羅場を潜り抜けて、天下を手に入れただけはある。すっかりおじいちゃんですが、只者ではない感が漂っています。

景勝の苦悩

関ヶ原で西軍につき、家康に楯突いた上杉景勝。関ヶ原で西軍が負け、上杉は120万石から30万石へ減封されて、徳川に従うことになったわけですが。

そのことを家康はまだ根に持っている様子。直江が送り付けた「直江状」のことも、相当頭に来たらしく、ねちっこくチクチクと指摘してくる。で、家康は徳川への忠義を示すために「真田丸を落とせ。」と命じるのです。

「真田と戦うことで、徳川への忠義を示されよ。」と本多正純がダメ押し。

かつて人質として送られてきた源二郎を息子のように思い、可愛がっていた景勝はまたしても辛い立場に立たされます。

そして、それは真田も同じこと。

真田には家康から「上杉の下で真田丸を攻めよ。」と、命じられることになります。血気盛んな信政は大張り切りですが、信吉は乗り気でない様子で「叔父上とは戦いたくない。」と。

その想いは信誠や三十郎も同じで、三十郎は状況を佐助に託して、幸村に知らせる。

三十郎が佐助に文を託すシーンも、随分と久しぶりのような気がします。敵味方に別れても、やはり真田は真田。どこかで通じ合っているようです。

いよいよ戦いの時。

幸村はこちらから戦をしかけることに。

敵を真田丸に呼び寄せ、そこで迎え撃とうというのだ。

戦前夜の軍議にて、それぞれの持ち場や役割を説明した後、幸村はこう言う。

「ではおのおのぬかりなく。」

それは父・昌幸の口癖だった。あぁ、昌幸の血は、思いは確実に息子の中に受け継がれている。

役者さんってすごいなぁって思った。幸村の表情が青年時代のものとはまるでがらっと別人のように鋭いものになっている。髭も蓄え、凄みを感じさせる武将の表情だ。

で、今回の戦が初陣となる大助。

「この戦、お主の肩にかかっていると心得よ。」

幸村は大助に敵を挑発させて、敵を呼び寄せようとする。

大助は、かつて幸村が第一次上田合戦で取ったのと同じ方法、高砂を歌って踊るという方法で敵を挑発する。

それは見事に的中し、前田軍は一斉に真田丸に押し寄せ、真田丸で待ち構えていた鉄砲隊の餌食になり、石を落され…。

面白いように策があたり、敵は総崩れ。

「敵をひとつのかたまりと思ってはならぬ。しょせん人の集まりじゃ。」

そう、木村重成に語りながら、ニヤリと笑う幸村の表情は、もう父・昌幸そのものの狡猾さ、策士ぶりが見えています。その言葉自体も、父から聞いたもの。

昌幸は死んでしまったけれど、幸村の中に確かに昌幸がいました。

そして仕上げとして、幸村は馬に乗り敵の中に切り込んでいく。

「我こそは真田左衛門佐幸村!」

そう名乗りをあげて、次々と襲い掛かってくる敵を倒してゆく幸村。

かっこよかった。今まで戦らしい戦のシーンがなかったので、幸村が本気で戦うシーンも初めて見たけれど本当にかっこよかったのです。

後藤又兵衛も、木村重成も、明石全登も、長宗我部盛親も、毛利勝永も、内記も、作兵衛も…。

それぞれが、それぞれの全力を発揮して一丸となって戦う様子は、本当に迫力があり、見ごたえがありました。

中でも一番おいしいところを持っていったのは、毛利勝永かな。

なんと、かんぬきを銃で撃ちぬいちゃいましたよ!

どんな名手なの!どんな凄腕なの!ゴルゴ13なの?ジェイソン・ボーンなの?ジャック・リーチャーなの?

そして、ニヤリと得意げな笑みを浮かべるあたり、めちゃめちゃかっこよくて(*´∇`*)

岡本健一さんのかっこよさを改めて思い知りました。これからまたテレビドラマの出演が増えそうな予感~。知らなかったのだけど、岡本健一さんの息子さんがジャニーズにいるのね。最近のジャニーズは全然知らなくて…。

そして、真田にしてやられて、撤退してゆく前田軍を目にした景勝の絶叫もまた今週のみどころのひとつ。

「あっぱれな戦いぶりよ。日本一の兵(つわもの)、真田左衛門佐!」

義のために生きたいと願いながら、自分は義を曲げねば生きのびることができない。家を守ること、家臣を守ることがまず自分のつとめだから。

気持ちだけで言えば、きっと今でも家康に立ち向かいたいと思っているだろうけれど、時代はそれを許さない。徳川に逆らうことができる世の中じゃない。己を曲げねばならない景勝の苦しみと、それをそばで見続けてきた直江の苦しみ。

しかし、かつて息子のように可愛がった一人の侍が、思う存分、自在に戦っているのを観て、心から嬉しくて、でも少し自分の立場が悲しくて。

思いっきり笑った目元には涙が溜まっていて。それを見守り続ける直江の眼差しが優しくて。観ている私も胸が熱くなった。

戦いの後、幸村が大助のほっぺたをぎゅーっとするのもほほえましかったなぁ。

かつて自分が担った役を、今度は息子が担い、自分はかつての父とおなじように采配を振るう立場になった。

あぁ。こうして、世代を超えて受け継がれてゆくものがあるんだなぁと、しみじみと思いました。

最後にもらした幸村の本音には笑いましたけど(笑)

確かにそうですよね、普通そうなりますよね。でも、あえてそう見せずに、強気に振る舞うこともまた、大事なことなんですよね。

真田に大敗を喫した家康の表情もまた印象深かったです。

これで3度、真田にしてやられたことになる。

ようやく憎らしい真田昌幸が死んでくれたというのに、今度はその息子に…。

がっくりと肩を落としながらも、「次の手を考えるか。」という家康の目には老獪で狡猾な光が宿っていました。

昨日、「ブラタモリ」を見たおかげて、真田丸の詳しい形や地形がわかっていたので今日はより楽しめました。

単純なことなんだけど、「空堀」ってこういうことかぁ、みたいな。

少し前に実際にこの目で真田丸跡地や家康が本陣を置いた茶臼山を観てきたこともあり、よけいに感慨深かったです。

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その他気になったこと。

出浦殿が生きてた!

来週予告に、確かにその姿が映っておりました。

モデルになった人がまだ生きていたはずだから、もしかしたら…と、期待をしておりましたが、あぁ、三谷さんありがとう。

予告でちょこっと見た感じでは、鋭い眼光は以前と変わらない様子でした。

内記もがんばる。

おじいちゃんだけど、内記もしっかりと戦っております。

昌幸にともに幾度も戦ってきた人だから、おじいちゃんになってもやっぱり強いんです。弓矢を放つ姿は、ダリル(ウォーキングデッドの)の姿が重なりました。

やっぱりイケメン。

木村重成が、やっぱりイケメンだわ。甲冑姿がりりしくて、うっとりしてしまいました。

久しぶりのきり&はる

久しぶりにきりとはるが登場しましたね。

きりはなんと茶々の侍女になることになりました^^;

少しでも役に立ちたいという春を、絶対に城の外に出るな、と強く言い聞かせる幸村。お梅ちゃんが戦で死んでしまったので、同じ目には二度と合わせない。そんな強い想いを感じました。

茶々

甲冑姿で陣中見舞いなどを楽しんで?おられましたね^^;

竹内結子さん、甲冑姿も美しかったです。

井伊家の赤備え

こちらも印象的なワンシーンでした。

幸村と内記は敵方にも赤備えの兵がいることに気づきます。それは井伊直孝の…。

「あちらにもここにいたるまでの物語があるのだろうな。」

「一度聞いてみたいものですな。」

来年の大河ドラマ『井伊直虎』は、井伊家の礎を築いた人なんですよね。

井伊直孝は徳川四天王の一人・井伊直政の息子。その直政を育てたのが直虎なんだとか。全然知らない人だし、もしかしたら観ないかも~とか思ってましたが、こうなってくると気になってきます。

他に思い出したことがあれば、また追記します。

次の記事>>『真田丸』第46話「砲弾」/出浦殿再登場!徳川方が様々な策を講じて大阪方に揺さぶりをかける。


NHK大河ドラマ「真田丸」オリジナル・サウンドトラック [ 服部隆之 ]


真田丸(完結編) [ 三谷幸喜 ]

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