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『真田丸』第25話 「別離」/悲しむことをやめた、茶々の慟哭にもらい泣き。

前回の真田丸では、北条氏政が切腹して北条家が滅亡。

伊達政宗も秀吉に従い、天下は豊臣のものとなりました。

前回の記事>>『真田丸』第24話を観て、ずんだ餅が食べたくなった。そんな人いっぱいいそう。

さて、25話『別離』です。

秀吉と茶々の間にできた息子鶴松は病に臥せり、明日の朝までは持たぬであろうという緊迫の一夜を、様々な人々の思惑、祈り、願い、過去の回想シーン等を交えて描いた回でした。

シリアスなシーンの合間にちょこちょこ笑いが取り入れられて、なかなか見ごたえがある回でした。

『真田丸』第25話感想

利休の切腹

「鶴松様の病の原因は、利休様のたたりではないかといううわさが…。」

というセリフにまずびっくり(((( ;゚д゚)))

25話が始まってすぐの段階で、利休はすでに切腹していたことが発覚。

予告で利休の切腹シーンがあったような気がしたのに、気のせいだったのかな。前回で切腹したんだっけ?って、自分を疑ったくらい驚きました^^;

利休切腹のくだりは回想シーンとして、鶴松最後の一夜に挿入されて描かれてゆきます。

大徳寺山門の利休像

有名な事件なので、かつて観ていた大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』にも描かれていました。(向井理さんが素敵(〃’∇’〃)ゝ


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大徳寺の山門に利休をかたどった像が安置されていて、山門をくぐるものはすべて利休の足元をくぐらねばならぬので、それはけしからん、というもの。

『江~姫たちの戦国~』では石田三成が、ちくちく告げ口をしていて、

「ちっさい男だな~。」と思ったりしたものの。

今回は、利休を追い落とさねばならない理由があります。

前回の北条攻めで、小田原城の蔵から見つかった鉄砲玉を作るための鉛です。

利休は自分が儲けるために、敵方の北条にも武器を売りつける、いわゆる「死の商人」であった件。秀吉にさかんに北条攻めをけしかけていたのは、自分の金儲けのためだったというわけ。

そういった理由があれば、三成や大谷吉継が利休を排除したいと思うのも、当然のこと。

「大徳寺山門の利休像」はあくまでも後付けの理由だったというわけ。

これって、のちに豊臣家を追いつめることになる有名なあの事件、「方広寺鐘事件」を彷彿とさせます。

自分たちのやったことがそのまま返ってくる…。

「利休のたたり」は今後、豊臣家に本当に暗い影を落としてゆく…ということでしょうか。

今回の利休切腹の追い込みを主導したのは大谷吉継でした。

彼がこれから、病を患い、どうなってゆくかを考えると、やはり「利休のたたり」はあるのかもしれません。

利休はなぜ、あのような像を作ったのか。

信繁も訝っていましたが。

その後、理由が明らかになります。

あの像を作らせたのはなんと茶々でした(((( ;゚д゚)))

利休を「父親のように」慕っていた茶々は自分が茶をたてるときにそばに置いておきたいと、利休に像を作るように頼んでいたのです。

しかし、利休は像を作るときにサイズを間違えて、茶々が欲しかったのよりも大きな像が仕上がってしまった。

しかし像を捨てるのも心苦しい、どうしようかと思案していると茶々からの助言が。

山門を建設するのに多額の寄進をした大徳寺に預かってもらえばいいのではと。

茶々が利休切腹の遠因を作ったとも言えそうな…。

意図せずして男の人生を次々に狂わせてゆく茶々でありました。

茶々の今後を思うと、やはり「利休のたたり」が…(; ̄Д ̄)

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シリアスな展開の中にも笑いや癒しのシーンもあります。

やっぱりちょいちょい小ネタを仕込んできます。

シリアスと笑いが絶妙に混じり合った回だったと思います。

妻に笑ってほしい信之は…。

相変わらず信之に対して、心を許さず仏頂面を崩さない稲。

「その仏頂面も愛くるしく思えてくるが、笑った顔も見てみたい。」という信之が取った行動は…。

こしょこしょ、こしょこしょ。

と言いながら、稲をくすぐることでした( ´,_ゝ`)

沼田城城主として2万7千石の大名となった信之も、稲にはかないませんでした。

まったく相手にされず。

傷心の信之が向かったのは、前妻のおこうのところ。

信之に抱きつかれて、嬉しそうなおこうさんが、かわいらしく見えました(´∀`*)

一生懸命なのに、いつも空回りな片桐且元

鶴松の見舞いに訪れた昌幸パパと薫。

公家の出身である薫のつてで、明国から入手した貴重な薬草を鶴松に与えようと、薫と且元が二人で薬を煎じますが…。

本当に頑張ったのですが、いろいろあって、ようやく出来上がった、わずかな薬も事情を知らない昌幸パパがぱくりと…。

鶴松に与えられることはありませんでした(;´Д`)

三成の水垢離というサービスショット

加藤清正と福島正則に「鶴松様のために水垢離と。」と誘われ、いったんはすげない態度で断った石田三成。

確かに、合理主義の三成には水垢離よりも自分のやるべき仕事を優先するのは仕方ない。

でも、もっと言い方ってあるでしょうよ。

そんな態度ばっかり取るから、あとでいろいろモメちゃうのに。

って思ったのです。

しかし、三成は先に水垢離をしていた二人のもとに無言で訪れ、水垢離を始めるのです。

上半身裸のサービスショットもあり。

登場した時点では感じの悪いやつ!って思いましたが、普段はクールでも意外に人間的な部分があるらしいところが見え隠れしていて。

最近は隠れるより見えてる部分が大きくなってきて。

だんだんと好感度を増してゆく三成でありましたヾ(=^▽^=)ノ

秀次さんの告白

きりちゃんに思いを寄せる秀次の告白。

彼は心のきれいな人で、鶴松を心から案じ、豊臣を支えてゆく覚悟でいる。

その自分を支えて欲しいと。

きりちゃんはいったん返事を保留します。

ほのぼのとしたいいシーンでしたが、この後に起こる悲劇を思うと、胸が痛いのであります。

それにしても、秀次さんって、実はこの時点で30人くらい側室がいたらしいです。ウィキペディアによると。

純粋にきりちゃんを想ってるのかと思ったらΣ( ̄ロ ̄|||)

30人側室って、いくらなんでも多くないですか…。それともこの時代だと普通だったんでしょうか。

現代と価値観が違うとはいえ…。

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鶴松の死と、その先にあるもの。

鶴松は秀吉の世継ぎ。

鶴松が秀吉の跡を継いで関白となり、豊臣の世が続いてゆくものと誰しもが思っていた。

しかし。

その鶴松が死ねば、豊臣には世継ぎがいなくなる。

秀吉はすでに55歳。

もうあと何年生きるかどうか、という状況だった。

虎視眈々と先をうかがう者たち。

昌幸パパと家康は、虎視眈々とチャンスをうかがう。

鶴松が死ねば、秀次が関白になる。

秀次は愚鈍ではないにしろ、秀吉の器には及ばない。

豊臣の世は、長くは続かない。自分たちにも天下を取るチャンスが巡ってくるだろう、と。

徳川家康と真田昌幸。

二人のきらきらと野望に燃える眼差しが印象的でありました。

「悲しむことをやめた」茶々の慟哭。

鶴松の死を受け止めきれず、呆然としながら、心ここにあらぬといった体でふらふらと廊下を歩く茶々を北政所が抱きしめる。

徐々に茶々はその顔がゆがませてゆく。

そしてやがて、北政所にしがみつきながら声を上げて絶叫するように泣き始める。

「悲しむことをやめた」茶々の慟哭でした。

このシーンが本当にすごくて。

今まで悲しいことがたくさんありすぎて、もう泣くことさえできなくなっていた茶々が、今回はどうしようもなくて泣くんです。

泣けないよりも泣けてよかった、と思う気持ちもありましたが、彼女のなかのあらゆるものを押し流してしまうほどの強すぎる悲しみを思うと、思わずもらい泣きをしたのでありました。

茶々を演じる竹内結子さんの演技が素晴らしかったです。

しかし、これはまだ悲劇の始まりにすぎない。

有働さんの最後のナレーション、本気で怖かった。

そう、これはまだ序章。

この先に起こる悲劇を想うと…。

ここから先は悪いことしか起こらない気がしますね^^;

次の記事>>『真田丸』第26話 『瓜売』 /現代のサラリーマンたちの悲哀は戦国時代からあったらしい。大名たちによる仮装大会 in 名護屋城が開催されました。

真田丸 完結編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
by カエレバ

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