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『真田丸』第26話 『瓜売』 /現代のサラリーマンたちの悲哀は戦国時代からあったらしい。大名たちによる仮装大会 in 名護屋城が開催されました。

前回では秀吉と茶々の間に生まれた鶴丸がわずか3歳にて死去。

父も母も戦で失い、幼いころから多くの哀しみを味わい続けた結果「悲しむことを止めた」茶々が、寧にしがみ付いて絶叫のような鳴き声をあげたシーンで終わりました。

前回の記事>>『真田丸』第25話 「別離」/悲しむことをやめた、茶々の慟哭にもらい泣き。

さて。26話です。

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『真田丸』第26話感想

関白秀次の誕生、そして秀吉は太閤へ

鶴松を失った秀吉は、ひどく落ち込み、関白の座を甥の秀次に譲ります。

元々、鶴松が生まれなければ、秀次が関白になる予定でした。

秀吉は「太閤」となります。

子に関白の座を譲った元関白をそう呼ぶのだそうです。

秀次はいったん、秀吉の養子になり、そして関白を継いだとのことです。

朝鮮出兵へ

太閤となった秀吉は、隠居してしまうわけでなく、明国を攻めることを決め、その前段階として朝鮮へ出兵することを決めます。

ようやく太平の世が訪れたというのに、なぜまだ戦を続けるのか。

大谷吉継は納得がいかない様子。

しかし、秀吉は決して鶴松を失ったショックでおかしくなったわけではない。

秀吉曰く、

「人には仕事が必要だ。仕事がないと、太平の世をひっくり返そうなどと、よからぬことを考える者が出てくる。」と。

秀吉はどこまでも冷静でした。

大名たちは朝鮮出兵のため秀吉の命を受けて、肥前名護屋城へと集結します。

その中には真田親子3人の姿も。

久しぶりに3人が揃って昌幸パパも嬉しそうです。

当初は破竹の勢いで勝ち進み、兵を進めていた秀吉軍ですが、やがて相手も反撃に出て、戦局はこう着状態へ陥ってゆきます。

士気を上げるために仮装大会を開催♪

秀吉が言いだしっぺとなって、大名たちによる仮装大会が催されることに。

このあたりはちょっとお笑いコントみたいな展開が続きます。

仮装大会にて「真田ここにあり!」という存在感を示したい昌幸パパはこの日のために「瓜売」の練習を重ねてまいりましたが、秀吉も瓜売をやるつもりらしいことが直前に発覚。

しかも、昌幸パパの方がかなりうまい!!

このままでは秀吉に恥をかかせてしまうことになる。

さて、どうするか?

「殿下にしびれ薬でも盛るか。」

出浦氏は相変わらず物騒なことをさらっと言い出します。

しかも片桐且元のいる前で。

冗談じゃなくてかなり本気の様子。

しかし、当然のことながら、そんなことができるはずもなく、昌幸パパは病を理由に辞退することを決める。

で、悔し泣きする佐助。

なに、このコントみたいな展開(笑)

笑わせていただきました!

でもこの仮装大会、作り話じゃなくて、本当に行われたらしいです。

秀吉が瓜売を、家康があじか売りをやったのも、本当らしいです。

昌幸パパと秀吉の出し物がかぶってしまった、というのはさすがに話を膨らませてるみたいですけどね。

昌幸パパの声が、渋くていい声でした!

「味よ~しのう~り。召され候え~。」

まだ耳に残っています。

茶々の再びの懐妊

もう子ができることはあるまい、と皆が思っていたことでしょう。

しかし、茶々は再び子を宿します。

この時秀吉は57歳。

人生50年と言われた時代。

もういつ何があってもおかしくない年齢です。

そして、このことは秀次に大きな衝撃をもたらすことになります。

自らももうじき子供が生まれるという時。

男の子なら、その子が次の関白だと楽しみにしていたのに。

男の子が生まれ、もし茶々の子が男の子なら、自分の子は邪魔でしかない。

女の子であってほしいと願い、しかし、生まれたのは男の子。

跡継ぎの誕生を本来ならば、喜べたはずなのに、もう心から喜ぶこともできない。

そして、その子が生後すぐになくなってしまったというのに。

これで秀吉に睨まれることはないと、悲しむよりも、ほっとして。

そんな自分を恥じて責めずにはいられない秀次。

このドラマではとてもいい人キャラなだけに、胸が痛みます。

そんな秀次にそっと寄り添うきり。

前回で秀次に側室になってほしいと言われていたきりちゃん。

すぐに断るのかと思いましたが、なんだか、まんざらでもない様子で、返事は引き延ばしています。

今回はずらっと秀次の側室や子供たちまで登場しました。(側室は全部で30人くらいいたらしいです…。)

秀次の「きりにはすべてを知ってほしかった。」という思いから、きりを皆に引き合わせたのです。

しかし、この側室たちが、辿る運命を思うと。

今から重苦しい気持ちになります。

秀次の最後は、今までにない新説に従って描かれるらしいです。

どんな感じでしょうね。

秀次の、ほんわかした雰囲気好きだったので、あともう少しでいなくなるのかと思うと寂しいなぁ。

ばばさま

そして、ばばさま。

少し前から臥せっていたばばさまが、いよいよ最期の時を迎えます。

母の臨終に立ち会うことができなかった秀吉は、信繁の想いを汲んで、真田家の3人が一時上田に帰ることを許してくれます。

そして上田城にて、ばばさまと最後の時間を。

いったん死んだと思わせて、目を開けるという、さすがばばさま!っていう驚きの展開を経て、本当の本当に最後です。

信幸と信繁に大切な言葉を残して、その生涯を閉じました。

「生まれて来るのに遅い早いはない。人は誰でも定めを持って生まれてくる。大事なのはそれに気づくかどうかだ。」

いい言葉でしたね^^

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まとめ

お笑いのシーンが多めでしたが、合間合間に重いシーンやのちの重要な伏線も出てきました。笑いのシーンでほっと息をつかせておいて、がつんと来る。

がつんをさせておいて、笑いでほっとなごませる。

絶妙なバランスが癖になりそうな演出です。

春とたか

大谷吉継の娘の春、秀次の娘たかという二人の女性が登場しました。

この二人は、のちに信繁の妻になります。(春が正室、たかは側室。)

信繁は春にちょっと好意を持った様子。

そして茶々はそれに気づいたみたい…。

大丈夫かな、春に不幸が訪れないかちょっと心配になった。

きりちゃんが信繁の妻になるのはまだ先みたい。

秀次の側室にはならないよなぁ。なったら、殺されちゃいますもんね^^:

あっさり死んじゃった秀勝さま

『江~姫たちの戦国~』を観ていたので、前回「あ、秀勝さまだ!」と思ったのですが、あっさりすぎるほど、あっさりと死んでしまいました…。

秀勝は茶々の妹、江の夫で、江は秀勝の死後に女の子を出産します。

現代のサラリーマンの悲哀は戦国時代にすでに存在していた

加藤清正と本多忠勝からの飲みの誘い。

どちらも断れない大事な「接待」にうそをついてまで梯子して参加する信幸。

信幸が困っていても、気が付かない忠勝と清正^^;

こういう取引先がいると困りますよね~。

そして社長が言いだした仮装大会に、ノリノリなフリをして参加しなければならない部下たち。

もちろん、社長を勝たせねばなりません。最初から出来レース。

盛り上げ役に徹した家康が最後に見せた「やってられんわ。もう疲れた。」みたいな顔、リアルでした。

士気なんぞ、すでに下がっている

秀吉の言葉。

士気を上げるために仮装大会をやって、十分に盛り上がっているように見えても。

もうとうに士気は下がっている。

秀吉は決して裸の王様ではなく、すべてを見抜いたうえで、気づかないようなふりをしているのですね。

たいていドラマでは、このあたりの秀吉は「おかしくなってしまった」「普通ではなかった。」というふうが描かれ方をしていますが、今回はそういう感じではないですね。

冷静な目で、現実を見据えながらも、自分でも進む方向がわからなくなってしまったのでしょうか…。

次回、いよいよ、秀次が追い込まれてゆくようです。

次の記事>>真田丸27話『不信』/想いがすれ違ってゆきます。


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