【箱根仙石原・オーベルジュ漣】色々選べて組み合わせ自由!旬の食材で作られた絶品フレンチ。お土産のプチスイーツあり【夕食編】

夫婦二人で行く、温泉の旅レポ、箱根・仙石原の【オーベルジュ漣】の4回目です。

前回は雰囲気たっぷり、2種類のお湯が楽しめる大浴場をご紹介しました。

今回は夕食のご紹介です。地元の新鮮な素材をふんだんに利用した、絶品フレンチです。

【オーベルジュ漣】の食事の特徴は、何といっても「プリフィクス」=いくつかの選択肢の中から自由にお料理を選んで、自分の好みの組み合わせで楽しめること。

今まで、伊豆高原のきらの里草津の季の庭など、メイン料理が選べる宿に泊まったことはありますが、オーベルジュ漣は選択に次ぐ選択。選択の嵐です(笑)

どれもおいしそうで、うんうん頭を悩ませること間違いなし。嬉しい悩みで、頭がいっぱいになるって、とってもしあわせことですよね!

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オーベルジュ漣のフレンチディナー

ラウンジの奥にある階段を上がると、そこにダイニングルームがありますので、お食事はこちらで。

食事の時間はチェックイン時にいくつかの候補の中から都合のよい時間帯を選択します。私たちが提示されたのは18:30または19:00でした。18:30を選びます。

ドレスコードはあるの?

個人ブログやネットの口コミを見ると「ドレスコードがある」という風に書かれているケースがありました。

どれほどのドレスコードなの?おしゃれが必要なの?と心配になった方も多いかと思いますが、「正装じゃないとダメ!」といった堅苦しいものではないです。

基本的に普通の服装で問題なし。

温泉宿では作務衣や浴衣で、食事を食べる方も多いですが、それはNGというだけなのでご安心ください。それと部屋にあるスリッパではなく、靴を履いていくこと。

お風呂に入った後に、また服を着るのか…という面倒くささはありますが、食事用に別途、服を用意する必要はないです。


さて、夕食です。もうすでに食事を始めているグループもいたので、もう少し早めの時間もあったのかもしれませんね。チェックイン時間で早い者勝ちなのかも。

ゆったりとした音楽が流れていて、大人な雰囲気が漂います。テーブルにつくと、ナプキンとメニューがセッティングされていました。

ナイフやフォーク類はテーブルの引き出しに並べられています。これを右から使って行きます。テーブルの上がすっきりするし、いいアイディアかも!

最初に飲み物をオーダー。赤ワイン、と行きたいとことですが、限りなく下戸の私はブドウジュースを…。

ローター・トラウベンモスト。ワイン醸造用のぶどうを絞っただけの、オーストリア産の果汁100%の無添加・無加水のジュース。

これがさっぱりした甘さで美味しかった。人生最高に美味しいと感じたホテリ・アアルトさんのブドウジュースにも匹敵するレベル!いいお宿はソフトドリンクにもこだわりを感じます。

あとでメニューは詳しくご紹介しますが、最初にお料理の選択が待っています!メニューみながら、うんうんと悩みつつ、オードブル、魚料理、口直しの一品、メイン料理を選んでいきます。詳細は後ほど。

さて、お料理を紹介していきます。

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季節のアミューズ

木のボードのような器に盛りつけられて、登場した季節のアミューズ。木の温かみが感じられて、ほっこりする盛り付けにもテンションが上がります。

細かく紹介していきます。まず一つ目。

チーズとえだまめとさくらえびのブルスケッタ。

ほどよく焦げたチーズに、サクラエビの風味が染みてます。

マサバのマリネ。

パプリカやみょうがなどの野菜のマリネと一緒に。さっぱりして美味しい。

キスのベニエ。

ベニエは泡立てた卵白の入った衣をつけて油で揚げた料理で、フランス風のてんぷらのようなもの。ライムをしぼっていただきます。卵白が入っているせいか衣はサクサク、揚げたてなのでアツアツです。パリパリのパセリの風味と食感もいいアクセントです。

カリフラワーのムース。

このお料理がとーっても美味しかったんです。

層が分かれていて、一番の透明の層はトマトのジュレ(赤くないのに!)、その上にカリフラワーの白いムース、一番上の赤いのは紫カリフラワーを刻んだもの。中にはズワイガニが入っています。

トマトの酸味とカリフラワーのクーリーミィな味わい、そこにカニから出たお出汁の風味が加わります。口の中ですーっと溶けていくように滑らかさ。異なる素材の味と食感が喧嘩することなく、共存していて美味でした。

焼き立てパンが2種類。小麦とゴマのパン、ライ麦のパン。

パンが焼き立てでアツアツなんです!温かいんじゃなくてアツい!これは初めての経験。本当についさっき焼きあがったばかりなんでしょうね。

イタリア産のオリーブオイル、ハムのムース、カルピスバター。どれも美味しくてパンはおかわりしたいくらいでした。

カルピスバターはカルピスの味がするわけではなくて、カルピスの製造過程で、生乳から脂肪分を分離するときに出来る脂肪分から作られています。大量にできるものではないので、買うとお高めです。今回、初めて食べました。

選べるオードブル

さて、最初のプリフィクスです。

4品から選べます。

  • Renの定番
  • フレッシュフォアグラのテリーヌ
  • 厚切りトロキングサーモンのスモーク
  • シェフのスペシャリテ 海の幸の贅沢なカクテル(+1,800円)

厚切りトロキングサーモンのスモークと、どちらにしようか悩みに悩んだ末に選んだのがこちらです。

Renの定番 キャベツで巻いた旬の海の幸 11種類の箱根西麓野菜のガトー仕立て ムスリーヌソース(←名前が長い!!)

思わず、ほうとため息が漏れそうな、美しさ!色鮮やかな海の幸と野菜たちがぎっしり。

魚介はまぐろ、ほたて、えび、サーモンなど。野菜はヤングコーン、オクラ、ゴボウ、にんじん、ブロッコリーなど。ソースは3種。

  • トマトのムース
  • バジルソース
  • サフランと海老のムース

それぞれの素材の食感と味が、複数のソースで楽しめます。シンプルにお塩で食べても美味しいです。

こちらは夫の分。

フレッシュフォアグラのテリーヌ 鴨ロース肉のサラダ 季節のフルーツと旬の野菜 香ばしく焼いたブリオッシュとトリュフ(長っ!)

お魚料理

お魚料理は2種類から選びます。迷うことなく、追加料金なしの「本日の鮮魚料理」をチョイス。

  • 沼津港より シェフのおまかせ本日の鮮魚料理
  • 活アワビの柔らかムニエル(+2,800円)

こちらは本日の鮮魚料理は金目鯛のポアレ。ソースはイカスミとエビのお出汁のソース。

皮はパリパリで、身がしっかりしまっており、新鮮さを感じました。ソースはわりとあっさり目。

お口直しの一皿 グラニテ

メイン料理の前に、口の中をリセット。さっぱりさせます。こちらもプリフィクス。

  • パスティス(フランス産・香草系リキュール)のグラニテ
  • カンパリオレンジのグラニテ

私が選んだのはカンパリオレンジのグラニテ。ひんやり冷たく、かんきつの酸味で口の中もさっぱりします。

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選べるメイン料理

5品から好きなものを1つ選びます。

冬の訪問だったせいか、ジビエ料理が目立ちます…。

  • 厚切り仔羊のロースト シェリーソース
  • 蝦夷鹿ロース肉の低温ポワレ 赤ワインソース
  • 鴨肉、山麓豚、フォアグラのパイ包み焼き
  • 黒毛和牛「静岡そだち」A5サーロインステーキ(+2,800円)
  • 黒毛和牛「ふじやま和牛」フィレ肉のステーキ(+3,800円)

牛に心惹かれましたが、追加料金が必要なので回避。エゾシカは食べる勇気がなく、子羊のローストと悩んだ結果、選んだのはこちら。

フランス産 ルージュ鴨肉、山麓豚、フォアグラのパイ包み焼き ~トリュフ、マイクロプランツのサラダ、カブ・下仁田ネギのブレゼ~

パイ包みの上にどーんとトリュフが!

パイの中身はこんな感じ。鴨肉なので、若干クセがあります。肉汁がパイに染みこんで、ジューシーでした。ソースは甘めです。

こちらが夫の分。

北海道・白糠(しらぬか)産 蝦夷鹿ロース肉の低温ポアレ 赤ワインソース、根セロリのピュレ~スモークしたナッツ、赤キャベツのシュークルート、銀杏~

焼き加減はレアで。運ばれてきた瞬間、思わず声が出たほどの見事なレアお肉の赤さが目を引きます!!(焼き加減はお好みで)

夫曰く「普通に美味しい」だそうで、それほど強いクセはなかったそうです。私、鹿、食べたことないかも。ありますか??

選べるスイーツは嬉しい二皿

スイーツのメニューを持ってきてくれました。

スイーツは二皿あります。それを知って思わずニヤついてしまうほど、嬉しかった。ここまでで、わりとおなかがいっぱいだったのですが、スイーツは別腹。二皿はまとめて選びます。

まずは一皿目。

  • ヌガーグラッセ
  • ピンクグレープフルーツのプリン
  • パッションフルーツのパンナコッタ

プリンとパンナコッタで悩みましたが、パッションフルーツが好きなので、パンナコッタをチョイス。

続いて二皿目です。

  • ガトーショコラ
  • 和栗のモンブラン
  • ショーソン・ポム(りんごのパイ)
  • ヨーロッパ産ナチュラルチーズの盛り合わせ
  • プラス1,000円で、この中から二品選べます!

ショコラ好きなので、ここはガトーショコラ一択でした。りんごのパイにも心惹かれたので、1,000円追加料金を払っちゃおうかな、と迷いましたが、さすがに食べ過ぎなので断念(苦笑)

さて、お待ちかねのスイーツが登場です!

奄美大島パッションフルーツのパンナコッタ キャラメルソース添え

ガラスのビンの中に入ってます。きれい~。下に敷かれた木のコースター?はちょうど、器が入るように浅いへこみが掘られているんですよ。器にも凝ってますね^^

上から見てみた。

お味は…絶品です!!信じられないほど美味しかったんです。

パッションフルーツの甘味と酸味がまじりあった中に、なめらかなパンナコッタの口触り。そこにほろにがキャラメルソースが加われば、今まで食べたことのない、ちょっと不思議なお味に。

パンナコッタなんて、今までも何度も食べたことがあるスイーツなのに、初めて出会う最高のパンナコッタだった。パッションフルーツとキャラメルソースの組み合わせ、新鮮でした^^

こっちは夫の分。

ヌガーグラッセ、エスプレッソソース(フランス伝統ナッツ、ドライフルーツ入りアイス)

さて、二皿目です。

ふんわり”とけちゃう”ガトーショコラとムース・オ・ショコラ ライチとココナッツミルクのソルベを添えて

食べてみて本当にとけちゃうかと思った。いや、本当にとろけちゃいました。口の中で。

ふんわりとやわらかいので、口に入れた瞬間にとろけてしまうんですよ。これが美味なんです。口中にショコラの甘さとほんのりとした苦みが広がります。食べ終わるのがもったいなくて(笑)ちびちび、食べました。

紅茶を飲みながら…。砂糖もおしゃれ。

本日のプティ・フール

なーんと、お土産があります。夜食代わりの小さなお菓子「プティ・フール」

  • 生姜とハチミツのマドレーヌ
  • 寿太郎みかんのカヌレ
  • きなこショコラ
  • ムラングココ
  • 抹茶と小倉のマカロン
  • ベルガモットと洋梨のゼリー

一口サイズの小さなお菓子が6種類。お部屋に戻り、風呂上りにコーヒーを入れて、一緒にいただきました。

まとめ

オーベルジュ漣の食事は、何と言っても「選べる」ことが魅力です。複数の料理で、好みのものを選ぶことができるので、自分だけのコースが出来上がります。

どの料理もおいしそうなので、選ぶのに随分と頭を使いましたが、選んだ料理はどれも大満足。夫と別の料理を頼むことが多かったですが、夫曰く「食べた料理はすべて美味しかった」そうです。はずれがない、って素晴らしいですね!

ボリュームはわりとたっぷり目ですが、少なめにしてもらうことも可能です。