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将軍家の信仰も厚かった!東京十社の1つ白山神社に参拝・御朱印を拝受。【文京区】

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この日は東京十社巡りの続きを、というわけで、文京区の白山神社を訪れました。

十社巡りにこだわることなく、インスピレーションの赴くままに神社めぐりをしているので、十社コンプリートの道のりは遠そうです。

目次

白山神社

御由緒

天暦年間(947~957)に加賀一ノ宮白山神社を現在の本郷一丁目に勧請したのが始まりです。

その後、二代将軍徳川秀忠の命により、現在の小石川植物園のあった付近にうつりますが、その場所にのちの5代将軍・綱吉の屋敷を造営する為、明暦元年(1655年)に現在の場所に移りました。

そのため、綱吉とその母・桂昌院の信仰が厚く、代々の将軍家からも厚い帰依を受けました。

白山神社の御祭神

菊理姫命(くくりひめのみこと)
伊弉諾命(いざなぎのみこと)
伊弉冊命(いざなみのみこと)

菊理姫(くくりひめ)は全国の白山神社に祀られている白山比咩神(しらやまひめのかみ)と同一視される神様で、読みの国で大ゲンカをしたイザナギノミコト、イザナミノミコトを仲直りさせた神様だそうです。

そののちに、イザナギとイザナミから天照大神(アマテラスオオミカミ)や素戔嗚尊(スサノオノミコト)が生まれます。

また、菊理(くくり)は括るにもつながることから、縁結び、特に「復縁」の御利益があるとされています。

白山神社の御利益

縁結び、商談成立、商売繁盛など。

白山神社の御朱印 

初穂料は300円。社務所にていただけます。誰もいらっしゃらない場合はインターホンを鳴らせば対応していただけます。(詳細はのちほど)

基本は置き書きで、その場で日付を記入してくれます。お正月やあじさい祭りの期間は書いていただける場合もあるようです。

白山神社の所在地とアクセス

所在地とマップ

文京区白山5-31-26

最寄駅

都営地下鉄三田線「白山」駅より徒歩3分

東京メトロ南北線「本駒込」駅より徒歩5分

都バス草63「白山上」より徒歩3分

今回は都営三田線の白山駅からスタート。A3出口から地上に上がります。

階段を下りて、右に行くと、小さな公園があります。その角を、左に曲がれば、もう鳥居が見えています。

白山神社の鳥居がありました!鳥居を目印にして、住宅街をまっすぐに歩いていきます。

徒歩2~3分で到着~。あっという間です。

白山神社の境内へ

石造りの鳥居が迎えてくれます。さて、白山神社の境内に入ります。

この鳥居の奥にある二の鳥居が、とても珍しい形をしています。少し洋風?な雰囲気も感じさせる華奢でモダンな鳥居。写真を撮るのを忘れてしまいましたので、後日、再訪した時に写真を追加します。奥の方に少しだけ、写っています^^;

東京十社の中では一番小さな神社で、決して広くはないありませんが、住宅街を抜けてぽっかり広がった空間は、身が引き締まるような空気を感じました。

御手水があります、周囲に格子状に竹を組んだものが立てかけられてあり、おみくじが結べるようになっています。

龍の口から水が出るタイプの御手水。こちらで手を清めて、お参りを。

御手水の傍らには立派な桜の木があり、葉は赤く染まっていました。落葉した葉が、御手水の屋根に降り積もった様子はなかなか風情があります。並んだ小さな三つ巴も可愛らしく、目を引きました。

社殿の横に社務所があります。御朱印やお守りの購入はこちらで。

白山神社 社殿

何度か火災で焼失し、数十年本殿のみが建立されていた時期があったらしいですが、明治32年に拝殿建設、昭和8年に大改修が行われて、現在に至ります。

彫刻が見事で、参拝後、しばし、見とれていました。

社殿の脇に黒猫さん。こちらに寄ってはこないのですが、じーっと見つめられてしまいました。

黄金の目を持つ狛犬

白山神社の狛犬はなんと、目がゴールド!瞳が金色に塗られている珍しい狛犬なんです。初めて見たなぁ。きらきらきら~と、目力ありますね^^

製作は安永9年(1780年)。200歳をゆうに超える狛犬です。

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福受稲荷神社

白山神社には境内社がいくつかあります。こちらは鳥居をくぐってすぐのところにある小さな稲荷神社です。

関東松尾神社

 

京都松尾大社を勧請して建てられたものだそうです。

松尾大社は酒造りの神様なのですが、そのせいか、こちらの関東松尾大社にもたくさんの酒樽が置かれていました。

御祭神は以下の通り。

大山咋神 (おおやまぐいのかみ)
中津島姫命(なかつしまひめのみこと)

七社の合祀社

富士浅間神社・稲荷社・三峯社・玉津神社・天満天神社・山王社・住吉社が合祀されているそうです。

この隣りにも小さな境内社がありました。(写真はありません。)

八幡神社

この八幡神社は、白山神社がこの地に遷される以前からあったとのこと。

白旗桜

八幡神社の隣に白旗桜。手水の横にも白旗桜がありましたが、源義家が奥州征伐に向かう際に、桜に白旗を立てて戦勝祈願をしたことから、「白旗桜」の名がつきました。

元々の木は枯れてしまい、今、境内に生えているのは後継の木だそうです。

かつては「江戸三大桜」のひとつとされたそうです。

八幡神社にお参りをして、南参道の方から少し引いたアングルで取ってみました。社殿の手前には枝垂桜。春は見事でしょうね!

富士塚とあじさい祭り

白山神社はあじさいの名所としても知られ、毎年6月にあじさい祭りが開催されます。私が訪れたのは12月ですが、境内には花咲くときに備えているあじさいがたくさんありました。

おまけ

お、また黒猫さん。じーっと、睨みつけられてる(汗)

つきのわぐまのように、首元の一部が白い黒猫さんは、体格も立派。のしのしと境内を歩いていく様子は、白山神社の主(ぬし)のようでした。

この記事を書いた人

旅と温泉と映画が大好きな東京都在住の主婦。

「すきなものたち。」は私の日々を彩る「すきなもの・こと」についてつづっています。

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