2016年度の大河ドラマ『真田丸』の舞台にもなっている長野県上田市。
ここ数年、大河ドラマに目覚め、少しずつ歴史に興味を持ちはじめた私は、旅の行き先に有名な武将にちなんだ場所を選ぶようになりました。
今回ご紹介する長野県上田市も2016年の大河ドラマが『真田丸』ということで、行き先に選びました。まだ大河ドラマが始まる前、2015年12月に訪れました。
小諸や松本は訪れたことがありますが、上田は初めてです。
『真田丸』に縁のある土地めぐりと別所温泉旅レポ、しばしおつきあいくださいませ。
長野県上田市とは 東京からのアクセス・人口・自然など
上田市の人口・東京からのアクセス
上田市は人口約16万人ほどの長野県東部に位置する中核都市です。東京からは新幹線で1時間30分ほど。アクセスの良さも魅力です。
また長野へは高速バスの便もいいので私もちょいちょい利用します。乗り換えもなく、バスに乗って寝ていれば目的地に着く、というのがお気に入りです。
東京から島根県の出雲まで、高速バスで行ったことがあるくらい、バス旅が好きです(※12時間かかります)
▼いつも利用しているサイト。その場でスマホで予約できます。
上田市の自然・歴史・温泉
上田市は中央を雄大な千曲川が流れ、菅平高原や美ヶ原高原など2000メートル級の山々に囲まれた自然豊かな町です。
古くから交通の要所としても栄えた町なので、歴史的な建造物も多数残されています。特に「信州の鎌倉」と呼ばれる塩田平地域には、美しい歴史的風景が広がっています。
そして上田は真田昌幸とその息子である信幸と信繁(幸村)の故郷でもあります。
真田軍が上田城で、徳川の大軍を2度も討ち果たした「上田合戦」はよく知られています。真田の軍勢は徳川と比較してはるかに少ない数でした。もちろん、今回の旅でも上田城にも足を運びました。
それに上田には素晴らしい温泉が数多くあるんですよ。
今回、訪れたのは別所温泉。真田幸村の隠し湯と呼ばれる温泉「石湯」もあり、これは池波正太郎の小説『真田太平記』にも登場する温泉であります。
歴史に想いを馳せながら史跡巡りをし、温泉にゆっくりつかって、おいしいものを食べ…、今回の旅は盛り沢山なものになりました。
『真田丸』フィーバー!上田駅に着いたら真田一色!

上田駅に着いたら、真田一色です(笑)

駅のあちらこちらが真田カラーの赤い色で彩られており、真田信繁(幸村)の鎧が飾られていました。
真田家は元は武田家の家臣でこの赤い鎧は、「武田の赤備え」というものだそうです。
闘牛士も赤い布を使いますし、赤は動物を興奮させる働きがあると聞きます。戦場で赤はまさに「闘志」の象徴で、自分自身を鼓舞すると同時に敵を威嚇するものであったのかもしれません。
戦場では赤は目立って標的にされないか、心配ですが(汗)。もしかしたら、そこをあえて「赤」を身に付けるという心意気が、武士としての誇り高さを表すものでもあったのかもしれませんね。私の勝手な想像ですが(笑)
真田家の家紋である「六文銭」ののぼりはそこらじゅうで見かけました。「街全体で大河ドラマを盛り上げて行こう!」という地元の方々の熱い想い、存分に伝わってまいりました(*^-^)ニコ
数年前に、大河ドラマ『軍師官兵衛』の舞台となった姫路を訪れたことがあるのですが、あの時も町全体が「官兵衛」で盛り上がっていました。姫路は元々観光客が非常に多い街なのですが、いつもよりもずっと人が多かったです。
大河ドラマによって、地域経済の活性化をはかりたいと全国の自治体がこぞって大河ドラマの誘致合戦を行ってるらしいのですが、その気持ちもわかります。私も大河ドラマの舞台ということに惹かれて、上田を訪れたわけですから。もうその狙いにはまっているわけですね(笑)
駅を出ると、そこには「真田幸村」がいました。
▼駅を出ると、真田信繁(幸村)がお出迎え。

駅前の広場に、信繁の銅像がありました。
馬にまたがり、今まさに敵に切りかからんとするところでしょうか。テンションがあがりますヾ(=^▽^=)ノ
すっかり前置きが長くなってしまいましたが、訪れた観光名所を紹介していきます。
まず最初に上田藩主居館跡に行き、そこから上田城跡公園を巡ります。
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