映画の魅力の1つは、異国の街並みや文化を楽しめることだと思っています。
いつか行ってみたいあこがれの街、行ったことのある懐かしい街、今まで知らなかった見知らぬ街を舞台にした作品。
映画を見ながら世界を旅した気持ちになれる、心を異国へと飛ばせてくれる気がします。

この記事では「ロサンゼルス」を舞台にした映画について、ピックアップしてみました♪
海外旅行になかなか行けない人もぜひ映画で世界を旅してみませんか?
『ブギーナイツ』


監督:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:マーク・ウォールバーグ/ジュリアン・ムーア/バート・レイノルズ
製作:1997年/アメリカ
1970年代後半から80年代にかけての、ポルノ産業に従事する人々の心の葛藤と業界の裏側を描く人間ドラマ。出典:映画.com
登場人物一人一人が生き生きと描かれ、個性豊かなキャラクターたちの織り成す物語に魅了されてしまう。ちょっとほろ苦い人間ドラマが描かれる群像劇。
監督のポール・トーマス・アンダーソンをはじめ、今は大スターとなったマーク・ウォールバーグ、ジュリアン・ムーアもまだそれほど知られていなかった頃の作品です。
第70回アカデミー賞に3部門ノミネートされました。
『チャイナタウン』


監督:ロマン・ポランスキー
出演:ジャック・ニコルソン/フェイ・ダナウェイ
製作:1974年/アメリカ
アメリカ西海岸最大の近代都市としての様相をととのえつつあった1930年代のロサンゼルスを舞台に、政治的陰謀に巻き込まれた私立探偵の活躍を描く。出典:映画.com
『戦場のピアニスト』でオスカーを受賞したロマン・ポランスキーの名作で、そのうち脚本賞を受賞した70年代を代表する傑作サスペンスです。
第47回アカデミー賞で11部門にノミネートされました。
鼻スパァ!
暗闇の中に沈んで姿の見えない敵との対峙、などなど。
淡々とした展開ながら、切れ味の鋭いシーンが多数、織り込まれています。
また、鑑賞後の後味の悪さはピカイチ。重苦しい気持ちを存分に味わいたい方におすすめ。
『ヒート』


監督:マイケル・マン
出演:ロバート・デ・ニーロ/アル・パチーノ/ヴァル・キルマー
製作:1995年/アメリカ
プロの犯罪者ニール・マッコーリー率いるグループが、現金輸送車から多額の有価証券を強奪した。捜査に乗り出したロサンゼルス市警のビンセントは、わずかな手がかりからニールたちの犯行と突き止め、執拗な追跡を開始する。出典:映画.com
ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノというハリウッドの大物俳優2人の共演と、クライマックスの壮絶な銃撃戦が大きな話題を呼んだ作品です。
刑事と犯罪者、追う者と追われる者、立場は違っても2人の間には共通する「何か」がある。そんな作品です。
『パルプ・フィクション』


監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ジョン・トラボルタ/サミュエル・L・ジャクソン
製作:1994年/アメリカ
アメリカの低級犯罪小説であるパルプマガジン的なストーリーをコンセプトに殺し屋たちの話を3つの物語が交錯するように語られるコメディあり、ヴァイオレンスありのドラマ。出典:映画.com
いくつかのストーリーが時間軸を行ったり来たりしながら並行して語られます。
1つ1つのストーリーは実にくだらないのですが、俳優たちの口からあふれだす膨大なセリフ、パズルのようにハマっていくピース、ストーリー展開の見事さに気が付いたらどっぷりハマってしまうこと、間違いなしの作品です。
第67回アカデミー賞で脚本賞を受賞しています。
『クルーレス』


監督:エイミー・ヘッカリング
出演:アリシア・シルバーストーン/ブリタニー・マーフィ
製作:1995年/アメリカ
シェールはビバリーヒルズに暮らす16歳の女子高生。おしゃれ大好き、ダサいこと大嫌いな彼女は、成績アップのために先生に恋の相手を見つけてあげたり、転校生のタイをおしゃれにしてあげたり、と大忙し。リッチな生活を満喫する一方、やがて彼女は本当の自分を、そして本当の恋を知ることに……。出典:映画.com
ジェーン・オースティンの『エマ』を下敷きにした作品です。ちょっと古い作品ですが、ノリとテンポのいいラブコメです。
出演しているのは1990年代半ばに人気を博した若手俳優たち。アラフォー以上の映画ファンには懐かしい名前が並んでいます。
\映画・ドラマを楽しむなら/
『L.A.コンフィデンシャル』


監督:カーティス・ハンソン
出演:ケビン・スペイシー/ラッセル・クロウ/ガイ・ピアース
製作:1997年/アメリカ
1953年、ロサンゼルス。元刑事を含めた6人の男女が惨殺された事件の捜査にあたっていたロス市警の刑事バドは、やがて売春組織の娼婦リンにたどり着く。一方、殉職した刑事を父に持つ野心家のエド、そしてテレビの刑事ドラマでアドバイザーをしているジャックも動き出す。刑事たちはぶつかり合いながらも、やがて手を組み、警察内部の汚職に立ち向かうことに……。出典:映画.com
3人の個性的な刑事が、謎に包まれた事件の真相を追うサスペンス。
暗く沈んだロサンゼルスの闇の部分がえぐりだされます。
第70回アカデミー賞で9部門にノミネート。うち3部門でオスカーを獲得した1990年代を代表する作品の1つです。
参考:【年代別おすすめ映画】1990年代の傑作・名作映画まとめ(洋画メイン)
『ビッグ・リボウスキ』

監督:ジョエル・コーエン
出演:ジェフ・ブリッジス/ジョン・グッドマン
製作:1998年/アメリカ
富豪の若妻の誘拐事件に巻き込まれたヒッピーくずれの中年男の珍騒動を描いた一編。出典:映画.com
気付いたらどっぷりハマってしまう、ブラックコメディ。なんだかよくわからないけど、「まあ、いいかぁ。」という気持ちになってしまいます(笑)
『ロング・グッドバイ』


監督:ロバート・アルトマン
出演:エリオット・グールド/スターリング・ヘイドン
製作:1973年/アメリカ
私立探偵フィリップ・マーロウはメキシコに行くという友人ハリーを車で送った翌日、警察に連行される。ハリーの妻が殺害されたのだ。しかしメキシコでハリーが自殺したことが伝えられ、マーロウは釈放される。その後、マーロウはアイリーンという女性から作家である夫を捜してほしいと依頼されるが……。出典:映画.com
レイモント・チャンドラーの同名小説を原作とする作品。巨匠アルトマンならではの独特のマーロウ像が描かれています。
『理由なき反抗』


監督:ニコラス・レイ
出演:ジェームズ・ディーン/ナタリー・ウッド
製作:1955年/アメリカ
「エデンの東」でアカデミー男優賞候補となったジェームズ・ディーンの遺作。青少年の犯罪心理を追求したニコラス・レイの原作をスチュワート・スターンが脚色、アーヴィング・シュルマンが潤色シ、ニコラス・レイが監督した。出典:映画.com
繊細で複雑な青年の姿を、夭折したジェームズ・ディーンが見事な演技で表現していています。
ジェームズ・ディーンの出演作は数は少ないです。でもどの作品も映画史上に名を残す名作ばかり。
もしもジェームズ・ディーンが長生きしていたら、どれほど多くの傑作が生まれたのだろう?…と想像せずにはいられません。
ちなみに本作で登場するプラネタリウムは、『ラ・ラ・ランド』で登場したプラネタリウムと同じです。『ラ・ラ・ランド』に過去の名作のオマージュが多数含まれていることは有名ですが、このプラネタリウムのシーンは『理由なき反抗』へのオマージュです。
『雨に唄えば』


監督:アーサー・フリード
出演:ジーン・ケリー/デビー・レイノルズ
製作:1952年/アメリカ
無声映画からトーキーに移行し始めた頃のハリウッド。人気スターのドンとリナは何度も共演し結婚を噂される間柄だが、ドンはつけ上がった態度のリナに愛想を尽かしている。そんなある夜、ドンは歌も踊りも上手い新進女優キャシーと恋に落ちる。その後、ドンとリナの新作がトーキーで製作されることになるが、リナの致命的な悪声のために不評を買ってしまう。そこでドンはリナの声をキャシーに吹き替えて製作することを思い立つ。出典:映画.com
ミュージカル映画の傑作として名高い作品。音楽、ダンス、セリフ、雰囲気…すべてがパーフェクト!
50年代ならではの古い映画のよさがあふれています。
\映画・ドラマを楽しむなら/
『ブレードランナー』


監督:リドリー・スコット
出演:ハリソン・フォード/ルドガー・ハウワー
製作:1982年/アメリカ・香港
2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが……。出典:映画.com
未来のロサンゼルスが描かれます。冷たい雨の降り続く暗いロサンゼルスの街に毒々しく輝くネオン…。
リドリー・スコットが描いた斬新な未来は、今なお熱狂的なファンの心をつかんで離しません。
▼ライアン・ゴズリング主演の続編もおすすめ。
『サンセット大通り』


監督:ビリー・ワイルダー
出演:ウィリアム・ホールデン/グロリア・スワンソン
製作:1950年/アメリカ
売れない脚本家ギリスは、無声映画時代の大女優ノーマの家へ迷い込む。華やかな世界への返り咲きを願う彼女は、ギーリに脚本の手直しを頼むが……。ノーマ役のグロリア・スワンソンの緊迫感あふれる演技は秀逸。「クレオパトラ」などの監督として知られるセシル・B・デミルが、本人役で登場している。出典:映画.com
クライマックスの、グロリア・スワンソンの狂気に満ちた表情…。しばらく、脳裏に焼き付いて離れませんでした。モノクロですが今も見る価値は十分の傑作です。
大好きで何度も何度も繰り返し見ている作品です。
重苦しいし、異常だし、恐ろしいのに、切ないような気持ちになります。
第23回アカデミー賞で11部門にノミネート、うち脚本賞他3部門を獲得。
『コラテラル』


監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ/ジェイミー・フォックス
製作:2004年/アメリカ
トム・クルーズ演じる殺し屋ビンセントは一晩で5人の標的を抹殺するため、たまたま乗ったタクシー運転手マックスを脅迫、彼のタクシーで夜のロサンゼルスを廻る。ビンセントの目的を知った運転手マックスは、なんとかビンセントの企てを阻止しようとするのだが。出典:映画.com
ヒーロー役を演じることが多いトム・クルーズが押さえた演技で冷静沈着で残酷な殺し屋を演じています。
監督は先ほど紹介した『ヒート』のマイケル・マン。一夜の出来事を美しい映像で、描きます。
参考:殺し屋・ヒットマンが印象的に登場する映画をピックアップ!怖くてかっこいい
『ラ・ラ・ランド』


監督:デミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング/エマ・ストーン
製作:2016年/アメリカ
オーディションに落ちて意気消沈していた女優志望のミアは、ピアノの音色に誘われて入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャンと最悪な出会いをする。そして後日、ミアは、あるパーティ会場のプールサイドで不機嫌そうに80年代ポップスを演奏するセバスチャンと再会。初めての会話でぶつかりあう2人だったが、互いの才能と夢に惹かれ合ううちに恋に落ちていく。出典:映画.com
第89回アカデミー賞で最多14部門にノミネートされた傑作ミュージカル。うち、監督賞・主演女優賞等、6部門を受賞しました。
冒頭の群舞が見事!最初で心を掴まれたら、そのまま、ラストまで美しい歌声とダンスに魅了されっぱなし。ラストでは大号泣してしまった。大好きな作品の1つ。
ラ・ラ・ランドでは先ほどご紹介した『理由なき反抗』をはじめとして、過去の名作ミュージカル作品へのオマージュ・シーンが話題になりました。
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