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【女性が怖い】敵にまわしたくない怖い女が登場するおすすめ映画

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今日は底知れないおそろしさを持った怖い女が登場する映画をピックアップしました。

私が人生で遭遇した恐ろしい女と言えば…、会社で隣の席に座っていたキョーレツなお局さまを思い出します。嫌がらせや嫌味を言われて、怖くて辛くて会社に行くのが苦痛でイヤで仕方なかったのですが、今回取り上げる映画の中に登場する女たちと比べれば可愛いもんだと思います(苦笑)

今回取り上げるおそろしい女たちは…、

にこやかな笑顔がふとした瞬間に豹変する、穏やかな表情が突如として鬼の形相に変わる、罵声を浴びせる、監禁する、虐待する、陵辱する、策を弄して陥れる、すべてを奪い去る…。

そんな恐ろしい女たちですΣ(|||▽||| )

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目次

『ハード・キャンディ』

監督:デビット・スレイド
出演:エレン・ペイジ/パトリック・ウィルソン
製作:2005年/アメリカ

怖い女:ヘイリー(エレン・ペイジ)

あらすじ:2005年のサンダンス映画祭で大きな話題を呼んだ問題作。14歳の少女ヘイリーが出会い系サイトで知り合ったロリ男に鉄槌を下します。

32歳のカメラマン・ジェフはかわいい14歳の女の子、ヘイリーを自宅に連れ込むことに成功し、あれやこれやとよからぬことをしようと考えていたのだと思われますが…。

気が付いたらヘイリーに拘束されて身動きが取れない状態にされており、

○○○があ~〜〜!!!

みたいな窮地に陥ります。

私は女性ですが「縮み上がる」ような気がして、そわそわしっぱなし。落ち着かないったらありゃしない。

ヘイリーのふてぶてしく、かわいげのなさも見どころ。外見はかわいらしいのにそのギャップがすごい。ヘイリーを演じるのは『JUNO/ジュノ』でスターになる前のエレン・ペイジ。すでに演技派の貫禄があります!

『危険な情事』

監督:エイドリアン・ライン
出演:マイケル・ダグラス/グレン・クローズ
製作:1987年/アメリカ

怖い女:アレックス(グレン・クローズ)

あらすじ:男は一夜限りの遊びのつもりだった。女は運命を感じた。

たった一晩の情事を楽しんだ相手に執拗に付きまとわれ、嫌がらせを受ける男の恐怖が描かれます。

ストーカー女を演じたグレン・クローズの狂気の演技に身も凍ります。。目がね、イっちゃってるんですよね。まったく話も通じないし。どんどん常軌を逸していくんです。軽い気持ちでヤバい女に手を出して、とんでもないことになる…。

あぁ、ウサギが…(T△T)

グレン・クローズも真剣な気持ちを踏みにじられて気の毒に感じてしまう面もあります。とにかく不倫はダメ!ゼッタイ!という映画です。

『氷の微笑』『ディスクロージャー』など、マイケル・ダグラスは女性にひどい目に合わされる役が多いですね^^;

▽下記の記事でも紹介しています。

▶︎【年代別おすすめ映画】1980年代の傑作・名作映画まとめ。

『ゴーン・ガール』

監督:デビット・フィンチャー
出演:ベン・アフレック/ロザムンド・パイク
制作:2014/アメリカ

怖い女:エイミー(ロザムンド・パイク)

あらすじ:5回目の結婚記念日の朝、妻エイミーが姿を消した。メディア報道は過激化し、夫ニックは犯人扱いされてしまうのだった。

自分自身の不用意な行動や言動もあり、メディアが煽ることでまるでニックは犯人であるかのように袋だたきにされる羽目になるのですが、、

エイミーの失踪はエイミー自身の仕組んだもの。ニックを陥れるため、綿密に計算して着実に実行していく。美しいロザムンド・パイクが無表情で無慈悲なことを何事もないようにやってのけるのが本当にこわい。。最後の最後までこわい。

えぇ…?ワインボトルを…?うわぁぁぁ…(T△T)

ってなります。ショッキングなシーンです。

エイミーを演じたロザムンド・パイクは本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされました。

監督は『セブン』『ファイト・クラブ』のデビット・フィンチャーです。

『ミザリー』

監督:ロブ・ライナー
出演:ジェームズ・カーン/キャシー・ベイツ
製作:1990年/アメリカ

怖い女:アニー(キャシー・ベイツ)

あらすじ:猛吹雪のなか、事故にあい怪我を負った人気作家が、ファンの女性アニーに監禁されてしまう…。

最初は親切な人だと思った…。命の恩人でもある。だがしかし…。

アニーはにこにこ笑っている時は世話焼きで優しい女性に見えるのですが、スイッチが入ると豹変する。突如として激高して、罵声を浴びせてくるのだからもう手に負えない。

真正面からのアングルでアニーの表情を捕えたシーンは、自分が作家の立場に置かれたような錯覚を覚えます。まさに鬼…。迫力ありすぎ。

作家はケガをして不自由な体で脱出しようとあれこれ試みますが、ことごとくアニーにばれてしまうのです。。

あぁ、ペンギンが…(T△T)

1990年代を代表する傑作サスペンスです。

関連:【年代別おすすめ映画】1990年代の傑作・名作映画まとめ

『ゆりかごを揺らす手』

監督:カーティス・ハンソン
出演:アナベラ・シオラ/レベッカ・デモーネイ
製作:1992年/アメリカ

怖い女:ペイトン(レベッカ・デモーネイ)

あらすじ:セクハラで告発した相手が自殺。その妻が逆恨みして、正体を隠してベビーシッターとして家庭に入り込んできます…。

レベッカ・デモーネイの整った美しい顔が恐怖を倍増させます。無表情の冷ややかなまなざしは脳裏に焼き付いて離れなくなるでしょう。

激情を自分のうちに抑え込み、あくまでも冷静に、そして確実に狙った相手を追い詰めていく。ペイトン、策士です!

ヒロインの親友役でジュリアン・ムーアが出演。まだあまり有名でない頃の作品です。

あ~(T△T)!!!

ってなります。

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『キャリー』

監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:シシー・スペイセク/パイパー・ローリー
製作:1976年/アメリカ

怖い女:キャリー(シシー・スペイセク)

あらすじ:狂信的な母親に抑圧されて育った娘キャリーは学校で激しいいじめを受けていた。そのいじめによってキャリーが限界に達したとき、キャリーは眠っていた超能力を呼び起こしてしまう。

シシー・スペイセク演じるキャリーのおどおど、ビクビクした感じは人間のサディスティックな部分を大きく刺激するなにかを感じさせる。キャリーをどうしようもなくいじめたくなる人間がいるのはわかる、気がする。

が、それにしても彼女が受けるいじめがひどすぎる。

キャリーは風変わりだが健気でいい子なのだ。男の子に誘ってもらったプロムパーティでは天使のようなかわらしさを見せる。あの笑顔が本当のキャリーなのだと思う。

この作品で「本当に怖い女」は、娘をスポイルしてしまう毒母と彼女をいじめぬいたクラスメートだ。

初登場シーンと終盤のプロムのシーンとではキャリーはまるで別人のように表情が違う。シシー・スペイセクの演技力には脱帽。

まだあんまり有名でない頃のジョン・トラボルタもキャリーに血祭りにあげられます(T△T)

『ルームメイト』

監督:バーベット・シュローダー
出演:ブリジット・フォンダ/ジェニファー・ジェイソン・リー
製作:1992年/アメリカ

怖い女:ヘディ(ジェニファー・ジェイソン・リー)

あらすじ:恋人と別れたアリーはルームメイト募集の広告を出す。応募してきたのは地味で内気な女性ヘディだった。へディーに好印象を持ったアリーだったが、一緒に暮らすうちにヘディはだんだんと内に秘めた狂気をあらわにしていく。

おとなしくてあか抜けないヘディ。はにかむような笑顔がかわらしい女の子ですが、平然とウソをつきます。また、何かの拍子に射抜くような鋭い目を向け、氷のように冷ややかな顔つきを見せる。

やがてヘディはアリーの髪型、服装をまねて、そっくりになっていく…(T△T)

ジェニファー・ジェイソン・リーの怪演が一番の見どころ。前半と後半でまるで別人のような表情を見せます。意外なものが凶器になります。

『何がジェーンに起こったか』

監督:ロバート・アルドリッチ
出演:ベティ・デイビス/ジョーン・クロフォード
製作:1962年/アメリカ

怖い女:ジェーン(ベティ・デイビス)

あらすじ:かつての人気子役で今は落ちぶれてしまったジェーンと、女優として活躍していたが事故によって下半身不随になってしまった姉ブランチ。古い屋敷で暮らす2人の女に何が起こったのか?

最初から最後までジェーンがグロテスクで、恐ろしいのにひきつけられて目が離せない。

すっかり年老いて老婆のように容貌が変わっているのに、かつての栄光が忘れられず、フリフリの洋服を着て歌って踊るジェーンのおぞましさとただよう悲しさ!

体が不自由で1人ではどこにも行けない姉に対する残酷な仕打ち。物語が進むにつれてジェーンの狂気は加速度的に増幅していく。

あぁ、ネズミが…いやぁぁぁ(T△T)

最後に明かされる秘密、その秘密を知ってジェーンが見せる表情…憎しみと愛情は紙一重。一筋縄ではいかない姉妹の関係が描かれます。

『イヴの総て』

監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ
出演:ベティ・デイビス/アン・バクスター
製作:1950年/アメリカ

怖い女:イヴ(アン・バクスター)

あらすじ:大女優マーゴ・チャニングに取り入り、付き人になったイヴ。あか抜けない田舎娘に見えたイヴには野心があった。聡明なイヴはやがてマーゴの地位や名声をうばいとっていく。

イヴの策士ぶりに驚愕させられる。最初にマーゴについたウソ。崇拝者であるフリをして近づき、実はすべてが打算。マーゴを利用し、自分がのし上がり、うばうために近づいたのです。

気付いた時にはもう遅い…。

正体が露見してからのイヴのふてぶてしいこと!当初の純真無垢なイヴとはまるで別人のよう。イヴのふてぶてしさはある種のすがすがしささえ感じるほど徹底しています。

そうしてすべてを手に入れたイヴがラストシーンで見るものとは…?

最後の最後まで、うすら寒い恐ろしさを感じさせます。

大女優マーゴを演じるのは『何がジェーンに起こったか』のベティ・デイビスです。

『妖婆の家』

監督:セス・ホルト
出演:ベティ・デイビス/ウェンディ・クレイグ
製作:1965年/アメリカ

怖い女:ばあや(ベティ・デイビス)

あらすじ:「ある事件」を起こして施設に入っていた少年ジョーイ。反抗的で手におえない問題児のジョーイに優しく接するばあや(乳母)でしたが、ジョーイはばあやに対して異様なまでに敵意をあらわにする…。

暗闇にじっとたたずんでジョーイの様子をうかがっているばあやが怖いんです・・・。じっとりした目つきが不気味で、どんなに反発されても素知らぬ顔でジョーイの世話を焼き続ける。

世話をしているようで、監視している…。表情がないので何を考えているのかもわからない…。

なぜジョーイがばあやを嫌うのか?なぜばあやはジョーイを監視するのか?ばあやの正体とは?

ばあやを演じるのはベティ・デイビス。生涯で10度のアカデミー主演女優賞にノミネート、うち2回受賞した20世紀を代表する女優です。

ベティ・デイビス大好きなので、3作品もピックアップしてしまいました笑

『サンセット大通り』

監督:ビリー・ワイルダー
出演:グロリア・スワンソン/ウィリアム・ホールデン/エリッヒ・フォン・シュトロハイム
製作:1950年/アメリカ

怖い女:ノーマ(グロリア・スワンソン)

あらすじ:舞台はサイレントからトーキーへ移りゆくハリウッド。サイレント映画の大スターで今は落ちぶれてしまった往年の大女優ノーマの妄想と狂気を描く。

すっかり落ちぶれているというのに、いまだ本人は大スターのつもりでいる。年老いて往年の美しさは失われているのに、それに気づいていない。

妄想こそがノーマの現実なのです。その点では先ほどの『何がジェーンに起こったか?』と似ている部分があります。

ノーマが最後に見せた狂気の表情…。見たくない現実を見ずに妄想の中で生きて行けるなら、ノーマにとってそれが幸せなのかもしれない。

恍惚として、”演技”にのめり込むノーマを見ているとそんな気持ちにさせられます。ノーマに寄り添う執事のマックスの不気味な存在感も印象深い。

ノーマを演じたグロリア・スワンソンはノーマを地で行くようなサイレント映画の大スターでした。

関連:ロサンゼルスを舞台にしたおすすめ映画のまとめ。映画で世界を旅しよう♪

『アメリカン・クライム』

監督:トミー・オヘイヴァー
出演:エレン・ペイジ/キャサリン・キーナー/ジェームズ・フランコ
製作:2007年/アメリカ

怖い女:ガートルード・バニシェフスキー(キャサリン・キーナー)

あらすじ:両親によってシルヴィアとジェニーの姉妹はガートルードという女にあずけられる。ガートルードは姉のシルヴィアを監禁し、執拗な虐待を加えるのだった…。

まったく非のない少女に、どうしてここまでの仕打ちが行えるのか…。

ガートルードたけでなく、カードルートの子供や近所に住んでいる子供たちまで巻き込みながら、言葉を失ってしまうような凄惨な虐待が繰り返されます。

エレン・ペイジが演じるシルヴィアの苦痛に満ちた絶叫は思わず耳をふさぎたくなるほど…。

恐ろしいのはこれが実際に起きた少女監禁殺人事件(シルヴィア・ライケンス事件)を元にした作品だということ。

人間の攻撃性、残酷さをいやというほど見せつけられる映画です。

胸くそ映画として名高い『隣の家の少女』も同じ事件を元にした作品です。

以上、「怖い女が登場する映画」のまとめでした。読んでいただき、ありがとうございます♪

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この記事を書いた人

旅と温泉と映画が大好きな東京都在住の主婦。

「すきなものたち。」は私の日々を彩る「すきなもの・こと」についてつづっています。

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