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【世界遺産・東寺(教王護国寺)】真言宗総本山で御朱印を拝受。立体曼荼羅が大迫力!

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本レポは訪問時のものです。現在は変更になっている可能性があります。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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毎年恒例の秋の関西への旅行に行ってきました。

今年の京都旅行のテーマは「京都老舗料亭と比叡山を訪れる旅」です。(ちなみに去年のテーマは大阪『真田丸』紀行』でした。)

昼前に京都に到着し、荷物を駅のデリバリーサービスに預け、宿のチェックインまで時間があったので、さて、どこにいこうか、となりまして。

京都駅に近い東寺(教王護国寺)に行ってみました。

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目次

東寺とは

東寺(教王護国寺)は真言宗の総本山

創建は796年。平安京遷都の頃、およそ1,200年前に建てられた歴史ある寺院です。

東寺は平安京鎮護のための官寺として建立が始められた後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜され、真言密教の根本道場として栄えた。中世以降の東寺は弘法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集めるようになり、21世紀の今日も京都の代表的な名所として存続している。Wikipedia

1994年には世界遺産にも登録されました。電車の中から見える国宝「五重塔」は、京都のシンボルでもあります。

東寺の所在地

〒601-8473 京都市南区九条町1番地
TEL. 075-691-3325 / FAX. 075-662-0250

【地図】

東寺へのアクセス

【最寄駅】

  • JR「JR京都駅」(八条口)  徒歩15分
  • 近鉄「近鉄東寺駅」 徒歩10分

JR京都駅からも歩いていける距離にあり、五重塔を目指して歩けば迷わず行けそうですが、今回は近鉄を利用しました。

近鉄京都駅から、近鉄線に乗ります。

「東寺駅」で下車、京都から近鉄線に乗って一駅です。

改札は1つなので、迷うことはないと思います。改札を出て、西に200メートルほど歩きます。しばらく歩くと五重塔が見えてきます。

この日は台風が近づいていたせいもあり、朝から雨。くもった雨空をバックに、国宝の五重塔がそびえ立っています。

到着しました。

こちらが入口。南大門です。

東寺境内へ

南大門をくぐると、目の前にどーんと姿を現すのが「金堂」です。

境内図は以下の通り。

建物の数も多く、見ごたえあります。拝観料が必要になりますが、金堂と講堂は中を見学することができます。

【境内図】


出典:東寺(公式サイト)

八島殿

南大門をくぐると、左手に石造りの鳥居があり、小さな神社があります。

この「八島殿」は東寺(教王護国寺)が建立される前から、この場所にあった社だそうです。

お寺の中に神社?!と驚きますが、元々この土地にいらした神様をそのままお祀りしているんですね。

他宗を邪悪なものとして攻撃する宗教もありますが、宗派が違っても他の神様を大切にする、その心、好きだなぁって思いました。

写真は撮りそびれてしまったのですが、左手には鎮守八幡宮という社があります。小さいですが、戦勝祈願の社として知られ、足利尊氏も祈願に訪れたことがあるそうです。

境内を歩いていきます。

金堂(国宝)

講堂(重要文化財)

ん?

なんだか謎のオブジェ?がありました。椅子、ではなさそう…。

近くに何の表示もありませんでしたが、何でしょう?木の根っこにかぶせるように設置されていたので、もしかして木の根を補強してるのかな?

大師堂(御影堂)

御影堂はかつて弘法大師(空海)が生活していた場所で、国宝に指定されています。中に入ることができるのですが…。

がーん、修理中です。

知らなかったのですが、現在平成の大改修の真っ最中で、国宝「御影堂」はシートに覆われていました。

平成31年(2019年)まで工事が続くようです。これから行かれる方はご注意くださいね!

▽御影堂の前には司馬遼太郎のエッセイからの引用文

そんなわけで、御影堂の外観は見ることがかないませんでしたが、大師堂(御影堂)の南面には秘仏「不動明王」(国宝)が祀られています。

「不動明王」は平安時代末期から開帳されたことのない秘仏だそうです。お姿は見えませんが、御影堂に向かってお祈りをさせていただきました。

お守りや祈願は仮御影堂で

▽御影堂の正面に仮御影堂があります。

お守りや祈願やこちらで受け付けてくれます。

御影堂の外観はシートに覆われていますが、シートの内部を少し見ることができます。

国宝「御影堂」が見られなかったのは残念ですが、補修中のこの風景もめったに観られないもの。却って貴重なものを見たかもしれません。

毘沙門堂

御影堂の南側にあります。「兜跋毘沙門天像」を祀るために建てられた建物で、京都の都七福神の1つ

兜跋毘沙門天像は国宝に指定されており、現在は宝物館に収蔵されています。

近くには大黒堂があり、三面大黒天が祀られています。

食堂(じきどう) 御朱印をいただけます。

昭和5年(1930年)に火事で焼失後、再建されたものです。

千手観音菩薩が本尊として安置されていたのですが、火事で激しい損傷を受けてしまいました。修復されて、今は宝物殿に安置されているそうです。

かつては持国天・増長天・広目天・多聞天の四天王が「千手観音像」を守るように安置されていたのですが、やはり火事での損傷が激しく…。

四天王像は今も食堂の中に安置されています。損傷した様子は痛々しさも感じさせますが、火事にあいながらここまで姿形が残っていることの力強さも感じました。

御朱印は食堂でいただけます。

東寺の御朱印は全部で9種類!初穂料は?

こちらは弘法大師の御朱印、初穂料は300円

京都_東寺_御朱印

ちなみに、東寺でいただける御朱印は9種類あります。さすがに全部いただくのは大変なので1つだけ。その他の御朱印は次回以降、おいおい。

上で紹介した弘法大師の御朱印が一番メジャーなものらしく、特に指定しなければ、弘法大師の御朱印をいただくことができます。

東寺でいただける御朱印の種類

  1. 真言宗十八本山(弘法大師)
  2. 京都十三仏霊場第12番(大日如来)
  3. 洛陽三十三観音第23番(十一面観音菩薩)
  4. 西国愛染十七霊場第8番(愛染明王)
  5. 都七福神(毘沙門天)
  6. 金堂(薬師如来)
  7. 御影堂(不動明王)
  8. 観智院(虚空蔵菩薩)
  9. 鎮守八幡宮(八幡大菩薩)

有料エリアへ

▽ここから先は拝観料を払って入ります。

拝観料は時期によって異なりますので、公式サイト等で確認してくだささい。

【公式】東寺|拝観の案内

金堂

東寺の本堂です。

薬師如来と日光菩薩、月光菩薩が安置されています。(撮影は禁止です)

穏やかで美しい仏像の表情にうっとりと見惚れてしまいました。心が休まるというか、すーっと静まっていくように感じました。

講堂

講堂の中には「曼荼羅」を立体的に表現した「立体曼荼羅」と呼ばれる21体もの仏像が安置されています。

▽「立体曼荼羅」仏像の並び


出典:公式サイト:東寺

全部で21体の仏像が並んでいるのですが、そのうち16体が国宝だそうです。

リアルな肉体の表現、激しい形相…足を踏み入れた瞬間、圧倒されてしまうほどの迫力でした。

***

講堂の石段をあがり、一段高いところから五重塔を撮影するときれいに撮れます。

国宝「五重塔」

電車の中から見える、あの五重塔です。国宝です。

近くで見上げると、とにかく高い!!

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高さは55メートルあり、木造の建築物としては日本一です。

日本庭園があります。

庭園の池と一緒に、五重塔が撮影できる撮影スポット。

縦構図でもパチリと一枚。

深緑のもみじと一緒に。

▽大きなしだれ桜。春はさぞかし見事に咲き誇るのでしょうね。

▽雨に濡れたしっとりした寺院というのも、悪くないなと思いました^^

再び、南大門に向かいます。弘法大師様の像がありましたので、お参りをさせていただきました。

東寺近くのカフェ「一本木」で休憩

東寺駅に向かう途中に見つけたカフェ「一本木」昭和のテイスト漂うお店で一休みしていくことになりました。

メニュー。いかにも「喫茶店」というメニューが並んでいます。ランチメニューもあります。

オーダーしたのはケーキセット。ティラミスとミルクティーをいただきました。

甘いものを食べてパワー回復、京都駅に戻り、お土産物を物色します(笑)

次は宿泊した宿のご紹介です。

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この記事を書いた人

旅と温泉と映画が大好きな東京都在住の主婦。

「すきなものたち。」は私の日々を彩る「すきなもの・こと」についてつづっています。

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