【オーベルジュ湯楽】リピート宿泊でシェフ特選コースを堪能（現在はアルベルゴ湯楽としてリニューアル）｜湯河原温泉

オーベルジュ湯楽は2024年春にリニューアルしており、名前もアルベルゴ湯楽に変更になっています。本レポはリニューアル前のものになります。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

湯楽さんの食事が大好きで、ちょっと間が空くとあの絶品料理が恋しくなります。

料理は月替わりなので、できることなら毎月通いたい。実際にそういうお客様もいらっしゃるそうで、羨ましい限りです。

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また来た、オーベルジュ湯楽

何度もリピートしてブログでも複数回紹介しているので、施設面は軽く。食事をメインに紹介していきますね。

この日は最寄りのバス停で降りたお客さんが全員、湯楽のお客さんでした。みんな同じ方向に行くな〜と思っていたら！少しでも早くチェックインしたくて坂道を必死に登りました・笑

迎えてくれたスタッフさんも「みなさん同じバスでいらっしゃんたんですか！笑」と。びっくりしますよね。

▽現在はリニューアルされてファサード・フロント・ロビー付近もかなり変わっているようです（写真はリニューアル前のもの）

▽訪問するたびにチェックしているロビーのテーブルの飾り。毎回ちょっとずつ変わってます。小さいカエルがいますね🐸

ロビーでチェックイン手続きと貸切風呂の予約、夕食の時間決めを済ませたら部屋に向かいます。

▽こちらは本やCDなどを楽しめる休憩処「湯楽文庫」。セルフサービスでドリンクもいただけます。近くに自販機もあります。

▽エレベーターがないので長い階段を登ります・苦笑。運動不足なのでこれがけっこうキツい。毎回息切れしますが、それでも苦にならないのは湯楽さんが好きだから☺️

もうちょっとのぼります〜。

本日宿泊する部屋は「鈴蘭」です。

宿泊した部屋「鈴蘭」

ツインベッドのお部屋です。「鈴蘭」には以前にも泊まったことがあり、その時はお布団でしたが変わりましたね。ベッドの方のスタッフさんの手間も減りますし、私もこちらの方が好きかも。

▽ベッドの向かい側にテレビ、テーブル、金庫、お茶セットなど。

▽みんなが大好きな、旅館のあのスペース「広縁」あります。あそこに座ってのんびり過ごす時間って最高ですよね。

▽姿見と冷蔵庫。

▽ピッチャーの水は無料です。それ以外は有料。

▽嬉しいことに冷蔵庫の中には自家製ゼリーがありました。（以前はなかったサービス！）

▽洗面台。基礎コスメはポーラのアロマエッセです。

▽アメニティ類。歯ブラシ、ブラシ、シャワーキャップ、ヘアバンド、コットンなど。女性にはシートパックも。

▽古代檜の内風呂付き。すでにお湯は溜めてくれているので自分好みの温度を調整しながら。冷めてしまうので翌朝は入れ直しになります。

▽クローゼットの中に浴衣、タオル、旅ソックス、湯かごなど。

▽部屋から出てすぐ向かいに、トイレがあります。

この部屋のちょっと面倒臭いところはトイレに行くのにいったん部屋の外に出なければならないところ😅

▽鍵は1つ

大浴場・貸切風呂

湯楽には大浴場が2つあり、当日と翌日で男女が入れ替わります。そのほかに貸切風呂が2つ。チェックイン順の予約制です。（プランによっては事前予約可能な場合もあり）

豊富な自家源泉を持ち、貸切露天風呂含めた4ヶ所の風呂と内風呂で源泉掛け流しのお湯を楽しむことができます。

まずは本日の女湯へ。一番乗りを目指します。（階段の上り下りは大変。特に夏🥵）

▽本日の大浴場

▽脱衣所。フェイスタオルは脱衣所にあるのでバスタオルのみ部屋から持参。夕食前はちょっと混み合いますが、それ以外の時間はそれほど混まないと思います。

▽石造りの大浴場。窓が大きいので明るいです。お湯はちょっとトロッとした感じがあり、お肌がつるんとするのを実感できます。湯船のへりに腰掛けて半身浴を楽しみました♨️

▽男女入替で、翌朝は古代ヒノキ風呂が女湯に変わります。（写真は以前宿泊時に撮影したもの）

朝食前の時間はちょっと混雑してる時があります。ゆっくり独占したい方はちょっと早めの起きるか、朝食後がおすすめ。脱衣所が小さめなので混んでる時は出直した方がいいかも。

参考▷【オーベルジュ湯楽】絶品ブイヤベースがいただける！誕生日プラン｜湯河原温泉

湯楽には2つの貸切風呂があります。チェックイン順の予約制。今回は20畳もある大きな露天風呂を予約しました。人気があって、いい時間はすぐに予約が埋まりがちなのでご注意くださいね。

▽予約時間になったらそのまままっすぐ貸切風呂へ向かい、入浴中の札を立てておきます。（使用後は元に戻しておく）

ちょっとだけ外に出ます。

▽フェイスタオル・冷たい水あり。

▽どどーんと！この広さの露天風呂を独占できるのは最高に気分がいいです。何度も来てますが、この日が一番天気がよかった。お湯に青空と緑が映り込んでさわやか！

真っ青な空を見上げながら、風に吹かれる竹林の音に包まれながらの入浴となりました。

▽こちらはもう１つの貸切風呂「石風呂」です。（写真は以前利用した際に撮影したもの）

露天と内風呂があります。落ち着いた雰囲気でこちらのお風呂も好きです。

参考▷【オーベルジュ湯楽】久しぶりにリピート宿泊（2019年秋訪問）｜湯河原温泉

夕食

食事はレストラン、ピノクラーレにて。今回予約したシェフの特選コースは品数が多いので18時スタート。

文字で見るだけでテンションあがる！

▽まずはドリンクをオーダー。こちらは「ブルショワ」。ブルーベリーとジンジャーエールのノンアルコールカクテルです。さっぱりしたドリンクで、ブルーベリーの自然な甘さが感じられて好き。

▽前菜皿が3つ続きます。まずは1品目。トマトと赤パプリカのガスパチョ。

ガスパチョ　モッツァレラチーズ　熊海老

寒天が入ったちょっと硬めに仕上げたガスパチョ。きゅうりなどの野菜をみじん切りにしたソース、モッツアレラチーズと熊エビなどの具材と一緒に合わせて楽しんでください、とのこと。

トマトの程よい酸味と甘みが楽しめます。エビと一緒に食べると海鮮の風味が口の中に広がってとてもおいしい。ひんやり冷たい夏らしい一品でした。

▽前菜2品目。イワシのリエット。

鰯　無花果　アーモンド　バジル

しょっぱくておいしかった。香ばしいアーモンド、インゲンにはバジルがふりかけてあって、いろんなアクセントが効いていいました。

▽前菜3皿目

鱧　バーニャカウダ

鱧のフリット、下にはバーニャカウダソース。あつあつ！しっかり味のソースをたっぷりつけていただきます。

▽御造り皿

【御造り皿】天然地魚の盛り合わせ

本日のお刺身。クロムツ、しまあじ、金目鯛、はた、いさき。

どれも新鮮で、茗荷・ねぎ、パリパリわかめなどの薬味と合わせて味変しながらいただきました。自家製の土佐醤油は風味が強くておいしいです。

そういえば以前は海苔が付いていて海苔巻きにして食べられたのですが、いつの間にかなくなっていましたね。独特な食べ方だったのでちょっと残念な気も。

▽温菜皿。牛肉とじゃがいも、ズッキーニと黄色ズッキーニの煮込み。自家製ヨーグルトソースと。

【温菜皿】和牛　ズッキーニ　自家製ヨーグルト

それぞれの野菜がしっかり煮込まれていて味が染みていた。ソースなしで単独で食べてもおいしい。

ヨーグルトソースはどんな味だろう、合うのかな？と思ったけど、想像していた以上に食べやすかった。それほど酸味は強くさっぱりとしたソースでした。

▽箸休皿。南瓜のプリンに北海道産の塩水雲丹を添えて。

【箸休皿】南瓜　雲丹

かぼちゃプリンにウニとバルサミコ酢を乗せて。隣はカボチャのアイス。プリンにウニの組み合わせがちょっと意外な感じ。バルサミコ酢が美味しかった。

▽ドリンク追加。自家製コーラ。最初はコーラって自作できるの！とびっくりしたけど、ほんとにコーラの味がするんですよね。不思議でおいしいのでよく頼んでます。

▽温魚皿。相模湾で水揚げされた本日鮮魚のグリルに水茄子の煮込み、ピーマンのソース、新蓮根のチップを添えて。

【温魚皿】本日鮮魚　茄子　蓮根　ピーマン

さわらのソテー。カリカリのじゃこを乗せて。煮込んだ茄子が下に敷かれていて、パリパリの蓮根チップス、ドライトマト、ピーマンなどが添えられてます。緑のソースはピーマンソース。

じゃことチップスが香ばしい。カリカリの食感もいい。ナスはとろとろ。ピーマンソースのほんのりとした苦味がおいしかった。

▽グラニテ

【グラニテ】パイン　タラゴン

パインのすっきりした甘みがおいしいかった。タラゴン？はハーブらしい。

▽肉の皿。

【肉の皿】A5ランク黒毛和牛ヒレ肉　玉蜀黍　スナップエンドウ　ルッコラセルバチコ

とうもろこしのソースとワインのソースで。とうもろこしのソースは甘みがあって素材そのものの味わいが楽しめます。赤ワインのソースは定番な感じで安定感がありますね。お肉によく合います。

とうもろこしのピクルスは初めて食べたけど酸味と一緒に甘みが口の中に広がって食べやすい。長ネギのフリットはパリパリで香ばしかった。

▽〆の皿。山形県産コシヒカリ。トリュフ御飯、または地鶏と新生姜の炊き込みご飯のいずれかを選べます。炊き込みご飯も魅力的で迷いましたが、ここはやっぱりトリュフでいこう！となりました。シェフが各テーブルを回って自らトリュフを削ってくれます。

【〆の皿】イタリア産トリュフ御飯　浅蜊の吸い物　香の物

何度食べても美味しいトリュフご飯！おこげがあって香ばしいんですよね。ご飯自体に味がついていてちょうどいい塩気があって、トリュフなくてもご飯だけでも絶対美味しいと思います。名物のモッツァレラチーズのたまり漬けも大好き。

▽デザート。トリュフアイス。特選コースのみの一品です。

▽こちらがメインのデザート。運ばれてくる段階ですでに甘い香りが・笑

【デザート】トリュフジェラート　白桃　

桃のコンポート、アイス、上に乗っているのは桃風味の泡。ふわふわ！桃好きにはたまらない一品。

▽プチフルール。マドレーヌとメレンゲの焼き菓子。美味！

▽コーヒーまたは紅茶、それぞれアイス・ホットで選べます。私はアイスティーを。

運んできてくださるスタッフさんに何度も「おいしいです」って言ってた気がする・笑

何度訪れても毎回料理の内容がガラリと変わるので飽きることがありません。毎回毎回、新しい出会いがあり、感動があり、食べ終わるのが惜しい気持ちになります。食べ終わったらすぐに次に泊まるときのことを考えてしまう。

見た目も綺麗だし、味付けも食材の組み合わせも新鮮。こんなに何回も泊まっているのに「微妙だな」と感じる料理が1つもない！天才シェフさん、我が家に出張してくれないかなと思います。

朝食

朝からお風呂を堪能して、8時から朝ごはんです。場所は夕食と同じレストラン・ピノクラーレにて。

▽朝ごはんのお品書き

何度食べても至福を感じる時間です。

▽本日のフルーツジュース。なんのジュースだったか忘れてしまった、、。（たぶんイチゴだった気がします。）

▽季節野菜のサラダ。色鮮やか！旬のとうもろこしが甘くておいしいです。

▽自家製オニオンドレッシング、醤油、ポン酢。

▽おかずたち😋

カステラ風卵焼き　地鶏塩麹焼き　富士山サーモンの幽庵焼き　帆立貝　胡瓜の醤油漬け　豆鯵南蛮　夏野菜　トマト味噌　蔓紫　もろへいや　山芋　生海苔　お浸し

いろんなおかずがちょっとずつ。洋と和がほどよく交わった湯楽ならではの朝ごはんです。少しずつ献立が変っていますが、カステラ風卵焼きは初訪問の時からずっとあります。ふわふわで甘くておいしいですよ。

今回初めて食べたかな。トマト味噌も絶品でした。

▽本日の干物。今回はシェフ特選コースなのでアジ・サバ・カマス・エボダイの4種類から選べました。私はエボダイを。スダンダードのプランだとアジ固定です。

▽魚のあら出汁味噌汁

▽鳳凰卵の温泉卵　特製和牛のミートソース。とろとろの卵とミートが絡まり合って絶品です。

▽6種の御飯のおとも。これで2名分です。ごはんが進みまくり。

梅干し　塩辛黒造り　釜揚げしらす　ひじき煮　セロリ佃煮　もずく酢　

▽デザートは自家製パンナコッタ　本日のフルーツ添え。　コーヒーまたは紅茶を選べます。

添えられるフルーツは季節によって変わります。今回はメロン。とにかくおいしい。初めて食べた時はパンナコッタの概念が変わるというか、感動さえ覚えた一品です。

何度食べても最高の朝ごはん。おかずは品数が豊富で個性豊かな料理が並びますが、ハズレが1つもないです。全部おいしい。

毎回おかわりしています。スタッフさんがこまめにテーブルに気を配ってくれているので、「そろそろおかわり頼もうかな」と思ってたらすかさず声をかけてくれたりします・笑

今後も定期的にリピートしていきたい温泉宿です。

▽朝ごはんのおいしい宿に選びました！

▽その他のレポはこちらから。今回は7回目訪問でした😊

▽管理人おすすめのリピート宿です。

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