伊豆高原にある『八幡野温泉郷・杜の湯 きらの里』に宿泊してきました!
きらの里は「日本の原風景、里山」をテーマにした宿。広大な敷地に懐かしさを感じさせる里山の風景が再現されていて、まるでテーマパークのよう。

コンセプトが明確な宿でしたよ。
私たちは夫婦2人で行きましたが、童心に帰って、里山の雰囲気を楽しむことができました。お子さん連れのファミリーだと子供さんもゆったり遊べていいのではないかな、と思います。
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八幡野温泉郷・杜の湯 きらの里とは
読み方は「やわたのおんせんきょう・もりのゆ」です。
広大な敷地を持ち、日本の原風景である里山を再現した温泉宿。草津の湯宿・季の庭など全国で多くの温泉宿を展開する「共立リゾート」が運営しています。
今回は楽天トラベルの早割プランを利用しました。
きらの里は以下の予約サイトから予約ができます。各サイト、通常プランのほかにおトクな特典付きプランも用意されていますのでぜひチェックしてみてください。
「きらの里」最寄駅と南伊豆フリー乗車券について
きらの里の最寄駅
伊豆急行伊豆高原駅
伊豆高原駅には「やまもプラザ」というショッピングセンターが隣接していてお土産物屋やカフェが充実しています。足湯もありますよ^^
また近くには城ヶ崎海岸やニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンなど、観光スポットも多いです。

何より東京から踊り子号で1本で行けるアクセスの良さが魅力!
と、いうわけで私は伊豆高原にはちょくちょく訪れます。1人1組だけが泊まれる宿「オーベルジュミヨー」、全室露天風呂付きの「茄子のはな」も伊豆高原にあります。
伊豆高原から足を伸ばして南伊豆周辺を観光する予定の方は、伊豆急行と東海バスが乗り放題になる切符『南伊豆フリー乗車券』がおすすめです。小銭を両替したりする手間も省けるので、移動がスムーズになります。
伊豆高原駅からきらの里へ 送迎バスあり
伊豆高原駅から送迎バスが出ています。(駅から徒歩でも行けますが約25分かかります…。)
15:00チェックインで、一番早いバスが14:30発になります。
私が宿泊した時はわりと小さめのバス(ワゴン車)でしたのでかなり混んでいました。乗りきれずに次の便になった人もいましたから、早めに並んでおくことをおすすめします。乗れなかったら30分後になってしまいます(´・ω・`)
きらの里に到着。6,600坪の広大な敷地に広がるのは里山パーク!
送迎バスに乗り揺られること約7分できらの里に到着です。


チェックイン手続きは「帳場」で
着いたら「帳場(ちょうば)」にてチェックインを行います。


送迎バスから降りた人たちが続々と帳場へ。バス利用者以外に自家用車で来た人たちも次々に到着しており、「冬休み前だからまだそんなに混んでないんじゃない?」という予想が見事に外れました。
チェックイン手続きも混みます(;^_^A アセアセ・・・
とはいえ、複数のスタッフさんがてきぱきとお客さんをさばいてくれたので、待ち時間はそれほど長くはなかったです。口コミも高さも納得の接客です。
あたたかい柚子茶とおまんじゅうをいただきながら、チェックイン手続きを行います。この日は風がとても冷たかったので、ほっとひと息。

敷地の地図に印をつけながら、設備や食事についてスタッフが説明してくれます。私たちが泊まるのは一番奥の 「離れ 竹ぶえ」。
▽○がついている場所です。敷地の端の方なのでけっこう距離があります…。広さは6,600坪あるそうです。
食事やお風呂に行くときに敷地内を何度も移動することになります。これがなかなかいい運動にです。おかげで日頃の運動不足が少しは解消されたかも(いや、全然足りないか(笑))
チェックイン時に夕食を選択
チェックイン時に夕食のメインメニューと時間を選びます。時間は下記の2部制でチェックインした人から選んでいきます。
- 17:30
- 20:00

17:30に人気が集中しやすいので、早い回をご希望の方は早めのチェックインをオススメします。
里山にはルールがあります
里山には2つのルールがあります。
- 荷物は各自で持って行く
- 布団も各自で敷く
事前に知らないと「?!」ってなるかもしれません(笑)
チェックインを済ませたら私たちは里山の住人になります。自分のことは自分でやらねばなりません。ということで、荷物は各自で部屋まで運びます。お布団も自分で敷きますオッケー★⌒c( ̄▽ ̄)マカシトキィ!
きらの里の帳場内の様子
お部屋に向かう前に帳場内をちょこっと紹介します。
帳場の風景・囲炉裏と柱時計にほっこりする
大きな柱時計があります。昔、祖母の家にあった時計に似ています(*^-^)ニコ

▽囲炉裏があって。

▽ウサギが踊ってる!かーわーいーO(≧▽≦)O ワーイ♪

浴衣レンタルとお土産物屋
カラフルな浴衣借りられます。お部屋に作務衣があるので、今回は借りず。

帳場内にはお土産物屋さんがあります。夕食後にタイムセールが開催され、割引価格でお土産が買えますのでぜひのぞいてみてくださいね。
チェックイン手続きを済ませたら、広大な敷地に広がる里山の風景を見ながら、ゆっくりお部屋に向かいます。
きらの里の広大な敷地に再現された里山
帳場を出るとそこには池と水車があります。訪れたのは12月の中旬ですがまだ紅葉が残っており、赤や黄色に色づいた木々が見られました。池には鴨が泳いでおり、なんとものどか。


クリスマス近かったので、クリスマスツリーが飾られていました。紅葉と水車とツリー。なんだかちょっとシュールです(‘-‘*)フフ

帳場の近くには足湯と休憩スペースがあります。夜にはこの場所で「夜泣きそば」がふるまわれます。足湯もありますよ。


【足湯の利用時間】
午前:6:00~11:00
午後:14:00~21:00

22:00~23:30まで屋台が出て、おそばが食べられます(無料)
もちろん食べる気満々ですよ!(晩御飯をしっかり食べたあとで苦笑)口コミでは高評価の夜泣きそば、楽しみにしてきたんです(=v=)ムフフ♪

週末は焼き芋のサービスあり。17:00~18:00まで。

夕食の時間を17:30~にしたので今回はいただかず(´・ω・`)

なんで露骨にがっかりしてるの…。すぐに夕食なのに
はい、それは私が食いしん坊だからです。
里山の入り口にはシンボル的存在の鐘がそびえ立ち、道端にはお地蔵さんがいらっしゃいました。


▼道端の木には小さなブランコ。大人だから乗りません (`・ω・´)キリッ(←本当はちょっと乗りたかったけど(笑)。)

まるでスキーロッジみたいな客室「山の音」。

▼ 「山の音」に宿泊している人は、こんな急な階段を昇り降りしてました。(ちょっと遠回りになりますが、階段を使わずに緩やかな坂道を使うこともできます)

▼ 懐かしいモノいろいろありました。古い看板、フラフープや輪投げ、竹馬など昔ながらのおもちゃも置いてあります。




大きく実ったみかんをもいで食べている人もいました。(食べていいのかは不明・・・。)


▼ウサギ小屋

▼田んぼ。シーズンになれば田植えや収穫も体験できるらしいです。

▼農機具小屋があったり。

▼電燈もなんだかレトロな雰囲気です。

▼陽が暮れ始めて点灯するとこんな感じになります。なんだか雰囲気ありますね!

里山のテーマパークみたいな感じだなぁと思いました。こういう場所に住んだことはないのですが、なぜか「懐かしい」気持ちになります(*´∇`*)
部屋数は70部屋あるので、行き交う人は多いです。家族連れが多かったように感じました。子供たちがウサギやらカモやらブランコやらを観て、大喜びをしている様子で、賑やかな雰囲気です(*^-^)ニコ
専用露天風呂付き客室「離れ竹ぶえ」は古民家風のしつらえのお部屋
きらの里の客室の種類
「きらの里」には数種類のお部屋があり、それぞれ趣きが異なります。
- 個居うみ蛍(門を入ってすぐのところ。天気がいいと相模湾が見える部屋。)
- 旅籠八幡野(帳場の上にある。昔ながらの旅籠の雰囲気味わえる部屋)
- 別邸山の音(里山全体を見渡せる部屋)
- 離れ竹ぶえ(古民家風のお部屋で、露天風呂付き)
専用露天風呂がついてるのは「竹ぶえ」のみです。私たちはお部屋にお風呂があった方がいいので「竹ぶえ」を選びました。今回のお部屋は「離れ 竹ぶえ」の「風」というお部屋です。

「風」のほかには
- 星
- 虹
- 空
- 月
など、ファンタジックな名前のお部屋があります。
【離れ竹ぶえ 風】の建物外観
帳場から 5分ほど歩いたでしょうか。ありました。この建物が「風」です。

「風」の201号室が本日の宿です。

【離れ竹ぶえ 風】の内観
扉を開けると、玄関。「古民家風のしつらえ」というのも納得の、どこか懐かしい風情がある空間が広がっていました(*¨)(*・・)(¨*)(・・*)ウンウン

玄関には男性用と女性用の二足の草履がされており、湯かごが2つ。傘も2本立てかけられてありました。

さらに中に入ると、和室。嬉しいことにこたつがあります。我が家にはこたつがないので、テンションあがります o(*^▽^*)o~♪

今の家にもこたつが欲しいな、と思う時があるのですが、あると出られなくなってしまうので買っていません(-。-;)
なんなのでしょう?こたつのあの魔力。凄まじい力がありますよね(笑)ちなみに私は一人暮らしの頃、半年くらい布団も敷かずにこたつで寝起きしてたことあります…。ある日、「私、ヤバイ」って気づいて止めましたが…(苦笑)
小さめのテレビがあり、床の間には掛け軸が飾られています。我々は夫婦でテレビをあまり観ないので、各自好きな本を持ち込んで読みふけります。天井が高く、天窓から太陽の光が射しこんでます(‐^▽^‐)


お菓子が2種類とティーバッグのお茶があります。桜えびせんは着いたらすぐに食べました。≠( ̄~ ̄ )モグモグモグモグモグ


寝室にはローベットが2台あります。というわけで布団は自分で敷かなくても大丈夫なお部屋でした(*’-‘)b OK!

作務衣と足袋が一式置いてありますが、サイズは変更可能です。チェックイン時にスタッフがサイズを確認してくれるので、変更したい場合は申し出れば変えてくれます。私はその場で小さめのサイズの作務衣をもらいました。

▽窓に面した広縁がありまして、向かって右側にミニキッチンがあります。冷蔵庫のミネラルウォーターはサービスです。



向かって左側には廊下が伸びています。そして火鉢もや衣紋かけなど懐かしい品々が。まあ、懐かしいと言いつつ火鉢は使ったことないですけれども…。



で、突き当りからさらに左に廊下が伸びてまして。

一番奥にトイレ(ウォシュレット付き)

その手前にパウダールーム。

引き出しの中にセットされているアメニティ類をチェック、
あー、スキンケア用品がない…。

というわけで部屋にはスキンケア用品ないので持参するか、大浴場のものを使うことになります。アメニティ類はいつも楽しみにしているのでちょっと残念。「ん?他に隠し場所があるのかな?」って、あらゆる引き出しを開けてしまいました(;^_^A アセアセ・・・
シャンプー類はあります。

専用露天風呂は源泉かけ流し
露天というよりは半露天ですね。バスタブは陶器製でもちろん源泉かけ流し。大きさは一人だとゆったり。二人で入るとぎりぎり。三人は無理という感じです。

謎のスイッチ
ん?廊下に何やらスイッチが。

よくわからないまま、ぽちっと押してみたら、何やら、ぎったんばったん、どこからか音が∑o(*’o’*)o
「なになに??」と思って音のする方へ行ってみると、
音の正体はコレ。天窓の開閉する音でした!!

季節は冬で寒いので、すぐに閉めましたけど、季節によってはさわやかな風が吹き込みそうです。あ、夏だと虫が来ちゃうかもしれないですね。
▽夕暮れ時の、お部屋から見た景色。


「竹ぶえ」は帳場でもらった案内図を見た時は「うへえ!部屋が遠い!!」と思いましたが、里山テーマパークみたいで、見るものがいっぱいあるので歩いてみるとそれほど気にならなかったです(*’-‘*)
全部で70部屋ある宿なので常にがやがやしてる感じはありました。「うるさい!」ってほどではりませんが多少は気になりますね。小さいお子さんはのびのびできそうです。
雰囲気の違う3つの貸切風呂を堪能!大浴場の充実度がバツグン!
きらの里の3つの貸切風呂があり、予約制ではなく空いているときは自由に使えます。
貸切風呂の使い方と注意事項
- 貸切風呂は全部で3つ。
- 案内板に其々の貸切風呂の鍵がかかっていれば、それを取って自由に使ってよし。
- 鍵がなければ、そのお風呂は使用中。
- タオルは各自部屋から持って行く。
- 洗い場はなし。
「予約制じゃないので好きな時間に行けていいじゃーん!」とって思うところではありますが、
ここで要注意事項です。

貸切風呂めちゃめちゃ混みます!
私たちは15時にチェックイン。荷物を運び少しのんびりとしたところで、貸切風呂に向かうことにしました。時間で言うとまだ15時半くらい。
部屋に用意されてあった作務衣やもろもろ一式を湯かごに入れて、いそいそと貸切風呂に向うと、3つお風呂のうちすでに2つが使用中w( ̄Д ̄;)wワオッ!!
みんな、早い!
そんなわけで、1つだけ残っていた鍵を慌てて手に取りました。そうすると、案内板はこんな感じに。全て使用中になりました~。

きらの里は部屋数が多い上に人気の高い宿なので週末となるとけっこうお部屋が埋まってしまうんです。そのため貸切風呂の前を通るたびに案内板をチェックしてましたが、空いてるときは少なかったです。
貸切風呂を家族で楽しみたい!という方には…、
- チェックイン後すぐの入浴
- 早起きして朝ごはん前の入浴
をオススメします。

あいてる!と思ったらためらわずに、入った方がいいですよ~。
3つの雰囲気の違う貸切風呂
ではお風呂のご紹介です。貸切風呂は3つあって、3つとも制覇しました!

【石匠】巨石をくりぬいた湯船
まず最初に入ったのは「石匠」

巨石をくりぬいた湯船です。広さは2人でギリギリ。3人以上はきついかなって感じでした。
鮮やかだった青空が少しずつ、色あせていくような時間帯。日暮が近づき、少しずつ一日の終わりが近づいていることを感じ始める、そんな空を見つめながらの入浴となりました。
【岩座】ヒノキの香りで心がなごむ
続いては「岩座」。
石匠を出て部屋に戻ろうとしたら、ちょうど鍵が返されたところだったんです。並んでいる人もいなかったので、続いて入らせていただきました(≧∇≦)b OK

名前から岩風呂を想像していたのですが、意外にもヒノキのお風呂です。
と思ったら…。

「岩座」の両脇の壁が岩風になってます。だから「岩座」という名前なのでしょうね。
ここでも空を眺めながらの入浴となりました。このお風呂が一番好きだわぁヾ(〃^∇^)ノわぁい♪

「岩座」は広いので、4人家族くらいは大丈夫そうです。ですので家族でゆっくり入りたい人は「岩座」がおすすめです。
【竹仙】ちょっと小さめ、カップルにおすすめ
最後に「竹仙」。翌朝、早起きして入りました(7時!)

壁に「竹」が使われています。だから「竹座」
このお風呂も小さめです。3つの貸切風呂の中では一番小さく、1人~2人用って感じでした。一人でのんびり、またはカップルでどうぞ♪
早朝の空をながめながらの入浴となりました。2日目もいい天気です♪のんびり、ほわほわ、心地のいい朝です。

大浴場 杜の湯
きらの里には貸切風呂以外に大浴場があり、こちらはかなり広いのでゆったり入れます。

※大浴場内の写真は公式サイトからお借りしました。
広々とした露天風呂が、開放感があって素晴らしいんです!!

出典:きらの里公式サイト
大浴場は数種類のお風呂に加えてサウナも完備。とても充実した大浴場です。
露天風呂は「岩風呂」「ヒノキ風呂」「信楽焼のツボ風の風呂」…と趣の違うお風呂があります。私は寝湯がお気に入り。温かいお湯に寝転がっていると、そのまま寝てしまいたくなる気持ちよさ。お部屋が暗めで静かに過ごせるのでオススメです。
ヒノキの内風呂も十分な広さがあり、まったりとお湯につかることができました。足元が足湯にもなってる「打たせ湯」では滝修行を…あ、違うか(゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ…オヤジか…。
私たちが訪問したのは週末だったため、お客さんが多くひっきりなしに人の出入りがありました。けれど広さがあるので洗い場も特に混雑することはなく雰囲気のいいお風呂です。貸切風呂のすぐ近くにあります。貸切風呂は小さくて物足りないなぁという人におすすめ。
▽私のお気に入りの寝湯

出典:きらの里公式サイト
温泉の泉質
泉質 | カルシウム、ナトリウム、硫酸塩温泉(低張性アルカリ性・温泉) |
効能 | 美肌、神経痛、筋肉関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、 痔疾、冷え性、病復回復期、疲労回復、健康増進、動脈硬化、慢性皮膚病、切り傷、やけど、など |
大浴場にはアメニティ類とドライヤーが完備
更衣室の洗面台は6席。ドライヤーは各席にあります。スキンケア用品も一式用意されています。
飲み物無料サービスで、おいしい牛乳が飲める

大浴場には嬉しい飲み物無料サービスがありますヾ(=^▽^=)ノ
夜はヤクルト、朝は牛乳、味はいくつか種類あって、私はコーヒー牛乳をいただきました!
お肉とお魚、選べるメインが嬉しい夕食

さて、いよいよ待ちに待った夕食です
メインが肉か魚を選べるのと、小鉢やご飯も数種類から選べるのがきらの里の特徴です。貸切風呂とお部屋の露天風呂に何度も入っていたら、ちょうどよい感じにおなかがすいてきました(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
いざ!
時間は二部制
夕食は二部制になります。
- 17:30~
- 20:00~
20:00の部だと遅いので17:30に人気が集中します。チェックインの先着順で決まりますので、ご注意ください。
遅い回を選んで、焼き芋を食べながら待つ!ということもできますが、早い回希望の方はご注意くださいね。私たちは20:00から『癒し処』を事前予約していたので、癒し処の予約時間に合わせて夕食の時間も選ぶことができました。これもちょっとした裏技ですね^^
選べるメイン
メインは二種類から選べます。
- お肉の溶岩焼
- 海鮮しゃぶしゃぶ
メイン料理は1組ことに決める必要があり、一人ずつ別メニューにすることはできません。また、溶岩焼を選んだ人は「山ぼうし」海鮮しゃぶしゃぶを選んだ人は「海つばき」、食事処が異なります。
溶岩焼か海鮮しゃぶしゃぶか…( ̄-  ̄ ) ンー
どっちも捨てがたいじゃん。伊豆と言えば海のさち。金目鯛のしゃぶしゃぶもおいしそ~。
でも肉をじゅうじゅうやるのもいいじゃない。どっちにしよ~?どうしよう~??と、うんうんと頭を悩ませておりましたが、

どうせ悩んでも肉でしょ。

は!
そうそう、その通り。
我々はというか私は、肉か魚かさんざん悩んだ挙句に結局肉を選ぶのです。うーむ、行動パターンがばれておる(6 ̄  ̄)ポリポリ

そんなわけで私たちはお肉の溶岩焼をチョイス。

山ぼうしと海つばき、入口が違います。肉料理の我々は山ぼうしへ。落ち着いた雰囲気の日本料理レストランって感じ。部屋番号と名前を言うとテーブル席に案内されました。
御食事スタート
そんなわけでいよいよスタートO(≧▽≦)O ワーイ♪
食前酒
季節の果実酒はみかんのお酒。

ほとんど下戸の私ですが、このくらいなら美味しくいただけます。
前菜
柿と大徳寺麩の白和え
零余子 百合根 榎茸の茶碗蒸し 蟹餡
振り柚子 かます炙り寿司 酢橘 鶏肝松風
河豚煮こごり より葱 丸十
手長海老 塩入銀杏

アップで。

柚子があしらわれたかますのお寿司がお気に入り。銀杏も素朴な味で好きな感じ。


先碗
海老芋の西京仕立て 小松菜 辛子

海老ってあるからエビだと思ったら、海老芋(えびいも)。「イモ」の字がまったく目に入っておらず、一生懸命に海老をさがした(;^_^A アセアセ・・・
海老芋はさといもみたいな感じです。
造里
季節のお造里盛り合わせ 芽物一式
まぐろ、沖さわら、さざえ、湯葉…だったかな。

土佐醤油、塩、塩ポン酢、ポン酢、(一番右は忘れた)と5種のつけだれでいただきます。サザエのこりこりした食感がいい。湯葉は濃厚な舌触りです。

本わさびをすりおろしていただきます。

旦那が生でわさびをガリガリ食べるワイルドさに驚きw( ̄△ ̄;)wおおっ!
そして目に涙を溜める。おもしろ~(*´∇`*)
焚合せ
鶏治部煮 青菜 蕪

治部煮は金沢の郷土料理とのこと。初めて食べるかなぁ。粉をまぶしてから煮るそうです。柔らかくて味がしっかり染みてました。蕪がとろとろ(*^-^)ニコ
金目鯛の煮つけ
ここでお品書にない一品が登場~。金目鯛の煮つけ。

金目鯛の煮つけがついたオプションプランを予約していたらしい。そんなことはすっかり忘れてたので、お得な気分☆(*^o^)乂(^-^*)☆ ヤッタネ!!
身に弾力があって、味がしっかりと染みてて。付け合せのいもとインゲンもうまいの。あぁ、やっぱり伊豆に来たら金目鯛ですよねO(≧∇≦)O イエイ!!
主菜
お肉の溶岩焼き お野菜いろいろ

待ちに待った肉!肉!肉!肉!(○゚ε^○)v ィェィ♪
お肉は牛肉、合鴨、ポークの三種。
お野菜は、ししとう、にんじん、まいたけ、かぼちゃ、ごぼう、さつまいも、ごまどうふ等々。ごま豆腐がもっちりしてて美味でした。
これが溶岩でできてるらしい。
↓

たれは2種。ごまだれとポン酢。ごまだれがけっこう甘みが強かったので、好みが分かれそうです。

焼きます。うん、おいしい!やっぱり私はお魚よりお肉が好きだわぁ。

趣肴小鉢(お選びにて)
養老寄せ

- 板前仕込みの豚の角煮
- 養老寄せ
- 茄子と牛肉の揚げ出し
以上の3種の中から選べます。我々は「養老寄せ」。スタッフさんの一押しとのことで、素直に従いました。お酢の味でさっぱりして食べやすかったです。
食事 香の物 留碗
蟹と銀杏の炊き込みご飯

食事も3種から選べます。
- 蟹と銀杏の炊き込みご飯
- 温かい稲庭うどんと天麩羅
- 塩鮭茶漬け
またしてもスタッフさんの一押しの炊き込みをチョイスしました。海鮮しゃぶしゃぶだを選ぶと雑炊もありらしい。それはそれで魅力的ですね。留碗はけんちん汁です。
水菓子
季節のソルベ 冷菓子 甘味

柑橘のシャーベットで口もさっぱり。
予想外の金目鯛のおかげでおなかがいっぱいになり最後は苦しいほどでしたが、デザートは別腹で、すんなりと入ってしまいますね。
事前に口コミを確認すると、お料理については辛口の意見が散見されたので、ちょっと不安もありましたが、私たち夫婦は満足だったかな。
量が少ないっていう口コミがちらほらみかけましたが、確かに食べ盛りの男の子だとちょっと足りないかなぁ、とは思います。
▼外に出ると、サンタさんが。ツリーも点灯されて、すっかりクリスマスモードです。

レトロな電燈も灯りが。

癒し処 夢物語
食事後、少々のんびりと部屋で過ごし、おなかもおちついてきたところで癒し処へ。
食事処のすぐ近くにあります。「夢物語」。

事前に電話で予約しておく方がいいと思います。当日だとご飯やお風呂の時間との兼ね合いが難しくなりそう。
2人で予約しましたが施術は別の部屋で受けます。私たちは「ロミロミ」を受けました。ロミロミはオイルを使ったハワイのマッサージで、ひじや腕を使ってのけっこう強めのマッサージです。
ひじで肩甲骨をぐい~っとやられるのがたまらなく気持ちよくて、ほわほわしてました。私は強めが好きだけど、夫には強すぎたらしく翌日揉み返しが来たそうです。
▼オイルやクリームの販売もあります。

私が誕生日月だと気づいてくださり、お土産にハーブティーいただきました(*^-゚)vィェィ♪

夜泣きそば
おなかいっぱいに晩ごはんを食べても、温泉に来るとすぐにおなかがすくのはなぜでしょう?(笑)。そんなわけで夜泣きそばの屋台へ向かいます。もちろん無料!

寒いので屋台で番号札を受け取ったら帳場の中で待ちます。出来上がったら持ってきてくれるのでそのまま帳場にて食します。夜泣きそばはけっこう本格的で量もしっかりありますよ。

懐かしい味で美味しい!
子供の頃、週末になるとラーメン屋の車が回ってきて、たまに食べさせてもらえたんですよ。あの味を思い出しました。ラーメン屋の車を弟と2人で走って追いかけてラーメンを頼んで、こぼさないように気を付けながら家に持って帰るんですけど、帰宅した瞬間にひっくり返して号泣したこともありました。
懐かしい、懐かしい子どもの頃の思い出です。今でもあんな風に屋台が住宅街を巡回することってあるんでしょうか?うちの田舎でももう走ってないし、東京では見かけたことがないなぁ。今は夜間に騒音出すな!とか言われてしまう時代かも。
朝食は和食or洋食が選べます。選べる小鉢のおかずもあります。
旅の2日目も晴天!でも寒い!!床を出ると冬のしんとした空気がひんやりと頬に触れます。
温泉宿での朝はいつも起きた瞬間から名残惜しい。一晩の居心地のいい癒しの時間を提供してくれた場所をあと数時間で去らねばならない…。そう思うと名残惜しくてたまらなくなる。残された時間、余すところなくこの宿を堪能せねば!そんな思いがむくむくと湧いてくる…、
朝食の前にまずは風呂です。6時45分にスマホのアラームをセットし、7時には部屋を出て貸切風呂に向いました。貸切風呂のうち「石匠」「岩座」には入りましたので残りの1つ「竹座」に入りたい!
大浴場、貸切風呂、部屋の専用風呂。そのすべてを制覇したがる私の気持ちは夫には全く理解できないらしい。そんなわけで置いてゆく(笑)
早起きの甲斐があり、目当ての風呂は空いてました。空いてなかったら待つつもりだったので、すんなりコトが進んでほっとした。朝の光を浴びながらの露天風呂。至福の時間(*´∇`*)
露天風呂を堪能し里山を散策したら、ほどよくおなかが空いてきました(*`д´)b OK!
きらの里の朝食は和食、洋食をお好みで。
朝食は昨日の夕食時とは別の食事処「海つばき」にて。「山ぼうし」と雰囲気の似た和風レストランみたいな感じ。
まずは飲み物を注文する。ベリーがたっぷり入った飲むヨーグルト。

飲み物はお茶やフレッシュジュースなどのフリードリンクもあります。
選べる朝食
きらの里の朝食は洋食と和食が選べます。前日の夕食時に担当のスタッフが確認してくれます。いつもは二人そろって和食を選ぶことが多いのですが、今回は別々。夫は洋食 。私はいつものごとく和食。
洋食
洋食はこんな感じ。夫の分を一枚撮らせてもらった。

メインの卵料理が以下の3種から選べます。上の写真はオムレツ。
- オムレツ
- ハムエッグ
- スクランブルエッグ
↓パンは小さいパンが4種。おかわりは自由。バターとジャムもあります。夫曰く、ブリオッシュが一番美味しかったらしい。

和食
さてさて、こちらが私の和食です。いかにも温泉宿の朝食という感じ。こういうのが好きなのよね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ

小鉢がたくさんついた和朝食の姿はそれだけで幸せな気分で満たしてくれる。普段の朝食は簡単に済ませるので、本当にありがたい。
洋食は卵料理がセレクトできますが、和食は選べる追加オプション的な品があります。
以下の4つのメニューの中から好きなものを選ぶ。
- おかゆ
- 納豆
- イカの塩辛
- 卵
4つすべて頼んでもいいし、頼まなくてもいい。「4つ全部でも大丈夫ですよ!」と気のいいおばさん風のスタッフが勧めてくれましたが、さすがに4つは無理!というわけで、塩辛と卵をいただくことにしました(*^-^)ニコ
▼きのこたっぷりのサラダ。おろし醤油ドレッシングで。

▼ふろふき大根。甘くて濃厚なお味噌でいただきます。

▼出し巻たまご、かまぼこ、インゲンなどなど。

▼茶碗蒸し。

▼焼き物

火はすでに通っていますが、食べる直前に網で焼いて温めていただきます。魚はサバ、そして左のは黒はんぺん。黒はんぺんはこのあたりの名物らしい。初めて食べた。美味♪
▼追加で頼んだイカの塩辛。いかそうめん、切り干し大根



▼スタッフおすすめの卵。卵かけご飯にしたくてヽ(=´▽`=)ノほら、割るとこんなに弾力があります。おいしそ~。


この他、お漬物とごはん。御飯はもちろんおかわり自由。デザートにヨーグルトもあり、おなかも大満足。思う存分に満たされたきらの里の朝食でした。
朝食時の担当のスタッフさんが本当に感じのいい肝っ玉母ちゃん風の人で。常にちゃきちゃききテキパキしており、トークにも勢いがあるので、思わず引き込まれてしまうような感じでした。夫婦2人の記念写真も撮ってもらった^^
食べ終わると部屋に戻り、おなかを休ませてから、最後のお風呂に入ります。部屋の露天風呂につかりました。力強さを増してきた太陽の光の下での源泉かけ流し。ぜいたくうふ♪(* ̄ー ̄)v
きらの里に宿泊した感想とまとめ
お子さんを連れたファミリー層が多かったです。子供さんが元気に走り回る姿は微笑ましいですが、静かな温泉宿でゆっくりと過ごしたい方には少々不向きかなとも思えました。
食事の選択肢が多いのは大きな魅力です。夜泣きそばや風呂上りのヤクルト、焼き芋などのちょっとしたサービスも充実してましたし。あとは各室に基礎化粧品類をちょこっとでも置いてくれたら嬉しいかなぁ。
70室と部屋数の多めの宿ですが、大浴場は広く洗い場の数も十分。貸し切り状態になることはなかったですが、混雑して落ち着かないという雰囲気でもなかったです。貸切風呂は争奪戦になること必至ですので、注意が必要です。
あ、我々は見かけなかったのですが、里山には野生のリスが生息しているのだとか。中には餌を欲しがって寄ってくる人懐っこい子もいるらしいです。
チェックアウト時はフロントが混雑して待たされるので、朝食後に事前に清算を済ませておくことをおすすめします。事前清算をしておけば鍵を返すだけでいいので、ぎりぎりまでお部屋でのんびりできますよ。

里山のテーマパークみたいなお宿でした

ユニークな趣向でよかったんではないかな
きらの里が予約できる宿泊予約サイト
↓「きらの里」は以下のサイトから予約できます。
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